プロフィール

いとう よしみ
90代・要介護4の母を、自宅で介護している家族介護者です。
現在、母の在宅介護を続けながら、介護情報サイト「あかるく介護」を運営しています。
介護は、ある日突然はじまることもあれば、気づかないうちに少しずつ暮らしの中へ入ってくることもあります。
最初は、何を調べればよいのか。
誰に相談すればよいのか。
どこまで家族で頑張ればよいのか。
私自身も、母の介護を続ける中で、何度も迷い、考え、立ち止まってきました。
在宅介護は、教科書通りには進みません。
制度を調べても、現実の暮らしにそのまま当てはまらないことがあります。
介護サービスを使っていても、家族として判断しなければならない場面があります。
母の体調の変化。
介護用品や福祉用具のこと。
排泄や入浴、食事の悩み。
介護保険や制度の確認。
家族としての迷い。
そして、介護する側の心と体の限界。
そのひとつひとつを、実際に経験してきた立場から、できるだけわかりやすく整理して残していきたいと思い、このサイトを更新しています。
あかるく介護で大切にしていること
「あかるく介護」という名前には、介護を無理に明るくしようという意味だけではありません。
大変なことを、なかったことにするのではなく。
苦しさや迷いも含めて、少しでも見通しが持てるように。
ひとりで抱え込まず、必要な情報や相談先につながれるように。
そんな思いを込めています。
介護は、正解がひとつではありません。
在宅で介護を続けること。
施設を考えること。
介護サービスに頼ること。
家族だけで抱え込まないこと。
どれも、そのご家庭の状況によって必要な選択肢になると思っています。
だからこそ、あかるく介護では、
「こうするべきです」
と一方的に決めつけるのではなく、
「うちの場合はどう考えればいいのか」
を整理するためのヒントをお届けしたいと思っています。
仕事の背景と、あかるく介護で活かしていること
本業では、商品企画・マーケティング・WEB制作・コンテンツ制作・ブランディングに長く携わってきました。
これまでに、商品企画やものづくり、暮らしに関する書籍づくりにも関わり、情報を整理して、読者に伝わる形にする仕事を続けてきました。
商品やサービスの魅力を整理し、必要な人に伝わる形にすること。
人が何に不安を感じ、何が整うと次の一歩を踏み出せるのかを考えること。
文章、デザイン、WEBサイト、導線設計を通して、思いや情報を形にすること。
そうした仕事で培ってきた経験は、あかるく介護の発信にもつながっています。
介護の情報は、調べればたくさん出てきます。
でも、いざ自分の家のことになると、どれを見ればいいのか、何から確認すればいいのか、わからなくなることがあります。
だからこそ、実体験をもとに、できるだけやさしく、読みやすく、暮らしの中で使える形にしてお届けしたいと思っています。
このサイトで発信していること
あかるく介護では、主に次のような内容を発信しています。
・90代・要介護4の母との在宅介護の記録
・介護保険サービスの使い方と、実際に感じたこと
・訪問入浴、デイサービス、福祉用具などの体験
・排泄ケア、食事、入浴など日々の介護の工夫
・介護のお金や制度について確認したこと
・介護する人の心と体を守るための考え方
・親の介護に迷ったときの整理の仕方
きれいごとだけでは続かない介護の現実も、できるだけ正直に書いています。
「限界かもしれない」と思った日。
「これでよかったのかな」と迷った判断。
思いがけず笑えた瞬間。
制度に助けられたこと。
道具に救われたこと。
人に話すことで、少し気持ちが軽くなったこと。
そうした日々の積み重ねが、同じように介護に向き合う方の小さな手がかりになればうれしいです。
親サポについて
あかるく介護では、情報発信だけでなく、親の介護に迷う方のための「親サポ」も始めました。
親サポは、医療・法律・税務などの専門判断を行うサービスではありません。
けれど、親の介護について、
「何から考えればいいのかわからない」
「ケアマネジャーさんに何を聞けばいいのかわからない」
「うちの場合、どの制度やサービスを確認すればいいのか整理したい」
「家族のことを誰かに話して、少し気持ちを整理したい」
そんなときに、今の状況や気持ちを一緒に整理し、次に確認したいことを考えるお手伝いをしています。
介護は、ひとりで抱えるには重すぎることがあります。
まだ相談するほどではないかもしれない。
こんなことで聞いていいのかな。
家族のことを外に話していいのかな。
そう思うこともあるかもしれません。
でも、介護する人の心がすり減ってしまう前に、少しだけ外に出してみることも大切だと思っています。
親サポが、ひとりで抱え込まないための小さな入口になれたらうれしいです。
noteでの発信について
あかるく介護の記事では書ききれない、介護の日々の気持ちや、母との暮らしの中で感じたことは、noteにも綴っています。
noteでは、在宅介護の記録や、介護のお金、制度、親を送る準備、日々の迷いなどを、少し私的な言葉で書いています。
ブログよりも少し近い距離で、介護する側の気持ちや日常を残している場所です。
ご興味のある方は、noteも覗いてみてください。
▶ noteはこちら
https://note.com/akarukukaigo
読者の方へ
介護は、頑張る人ほど、ひとりで抱え込みやすいものです。
「もっと大変な人もいるのに」
「家族なのだから、私がやらなければ」
「これくらいで弱音を吐いてはいけない」
そう思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、介護する人の暮らしや心も、同じように大切です。
決断を間違えたと思っても、選び直していい。
家族だけで抱え込まず、外の力を借りていい。
制度やサービスを使いながら、少しでも続けられる形を探していい。
あかるく介護が、
「自分だけじゃなかった」
と思える場所になれたら。
そして、次の一歩を考えるときの、静かな支えになれたらうれしいです。
あなたの介護が、少しでもあかるい方へ進むことを願っています。
