半日病院で過ごした日。治療の話を聞くということ
今週は、母の今後の治療について話し合うため、病院で半日を過ごしました。
検査の結果、小さなポリープがいくつか見つかり、そのうち治療が必要なのは、
- 進行がんが1つ
- 疑わしいポリープが2つ
合計で3か所でした。
数字や言葉だけを見ると重く感じますが、
医師の説明はとても丁寧で、状況を一つずつ整理しながら進んでいく形でした。
内視鏡治療から始まる、段階的な治療方針
まずは、疑わしいポリープを内視鏡で切除し、その組織にがん細胞が含まれているかどうかを調べることになりました。
その結果を踏まえて、もっとも大きな進行がんの手術を行う予定です。
現時点では、転移は確認されていません。
内視鏡での処置を終えたあと、状況に応じて手術を進めていく。
そんな段階的な治療方針に、私自身も少し気持ちが落ち着きました。
「やっぱり手術受けるわ」母の静かな決断
医師から、手術を受けるメリットとリスクについて説明を受けたあと、母は少し考えて、こう言いました。
「苦しいのも痛いのも嫌だから、やっぱり手術受けるわ」その口調は、驚くほど落ち着いていて、
特別な覚悟を語るわけでもなく、ただ“そう決めた”という静かな強さがありました。
手術が決まってからも、母はいつもとほとんど変わりません。家族のほうが内心ハラハラしているのに、
本人はいたって普通。
「がん以外、今悪いところはないんだから、さっさと切って、また美味しいもの食べよう」
その言葉に、私たち家族の気持ちも自然と前を向きました。
高齢だからこそ、慎重に進める検査
今日は、母の高齢を考慮し、
- 全身麻酔が可能かどうか
- 心臓の状態に問題がないか
を確認するための検査も行いました。
結果は、特に問題なし。
手術は可能との判断をいただき、ようやく大きく息をつくことができました。
手術日程が決まるまでの、少し落ち着かない時間
ただ、進行がんが腸の中央にあり、疑わしいポリープがその両側にあるため、
ポリープの検査結果によって手術方法が変わる可能性があります。
そのため、
- 内視鏡でポリープを取る処置:9月12〜13日(1泊)
- 結果説明:9月20日
- 進行がんの手術予定:9月25日
という流れになりました。
良性か悪性かがはっきりするまでは、手術内容の詳細も確定しません。
それでも、「年末やお正月を、家族で元気に迎えられたらいいね」
そんな希望を、心の中でそっと持っています。
一日の終わりは、いつもの暮らしに戻って
先ほどは、母と一緒にお風呂に入り、さっぱりしてから休みました。
あのシャワー用チェア、本当に優秀です。
「買ってよかった」と、心から思いました。病院での長い一日が終わって、こうして家で、いつもの流れに戻れること。それだけで、在宅介護を続けていく意味を、改めて感じています。

