介護保険サービスの使い方完全ガイド|初めてでも安心の申請・流れ・活用法

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目次

初めての介護保険サービス利用ガイド

「介護保険サービス」
言葉は聞いたことがあっても、「どこから始めればいいの?」、「何をお願いできるの?」と、迷ってしまう方がとても多いです。

私も最初は戸惑いました。
“制度”って堅苦しくて、書類や手続きの説明ばかりが先に来てしまい、
「自分の生活にどう影響するの?」という一番大切な部分がわかりにくくて理解するまでに時間がかかりました。

でも、介護保険サービスはあなたの生活を支える大きな力 です。
遠慮なく、丁寧に、制度の仕組みを味方につけていきましょう。

1|介護保険サービスって何?

介護保険サービスとは市区町村が提供する介護制度の仕組みで、
高齢で介護が必要になった人が「介護保険を使って受けられる支援」のことです。

✔ 訪問介護
✔ デイサービス
✔ 福祉用具レンタル
✔ 住宅改修補助

…など、生活の負担をぐっと軽くしてくれるサービスがたくさんあります。

ポイントは

➡ 原則1割の自己負担で利用できる(※所得によって2〜3割負担になる場合あり)

ということ。

初めてだと「手続きが大変?」と思ってしまいますが、
流れを一つずつ理解すれば、奇妙なほど簡単です。

2|まずは「要介護認定」を受けよう

相談窓口に行く・電話する

2-1. 最初の一歩は地域包括支援センター または市区町村の介護保険窓口 への相談です。

「まず今の状態を見てもらいたい」という気持ちでも大丈夫。
介護度が軽くても申請はできます。

ここで

  • 申請書の書き方
  • 認定の流れ
  • 必要な書類 を教えてもらえます。

電話だけでもスタートできるので、一人で抱え込まないでくださいね。

認定調査・主治医意見書

2-2. 申請後は役所から

  • 認定調査員が自宅へ訪問
  • 生活の様子や体の状態を丁寧にヒアリング
  • 主治医にも意見をもらう

というプロセスを経て、要支援・要介護のランクが決まります。

このランクがどんなサービスを利用できるかを左右する大事なポイントです。

3|ケアプランを作成して、サービス内容に落とし込む

認定が出たら、次のステップはケアマネジャーとの面談 です。

正直、最初は「ケアマネって何する人?」という方も多いと思います。
ケアプランがあると

  • どのサービスを
  • どんなタイミングで
  • どれくらい使うべきか が一目でわかります。

ケアマネさんはあなたの希望や生活リズムに合わせてプランを作ってくれます。
困ったことがあれば遠慮なく相談してOK。
あなたの「暮らしの伴走者」になってくれる存在です。
頼りになります。

4|サービス開始!使いながら調整しよう

ケアプランに沿ってサービスの契約や連絡先の調整をすると、いよいよサービス利用が始まります。

実際に使ってみると、「思っていたより心が軽くなった」、「外出が楽になった」、「家族の時間が増えた」
という変化を感じる方がとても多いです。

利用してみて

  • 頻度を変えたい
  • 他のサービスも試したい というときも、 担当のケアマネさんに相談して、わからない事を教えて頂き、一緒に調整していけば大丈夫です。

5|よくあるサービスと、その“使いどころ”

ここからは、代表的な介護保険サービスの特徴と、どんな人に向いているかを具体的に説明します。

■ 訪問介護(ホームヘルプ)

介護スタッフが自宅に来て食事・入浴・排泄などを手伝ってくれます。

➡ 苦手な動作をサポート
➡ 見守りの安心感
➡ 生活リズムが整う

こんな方におすすめ

  • 一人で移動が難しい方
  • 日常の手助けが必要な方

■ デイサービス(通所介護)

施設に通って入浴・食事・リハビリ・レクリエーションを受けられます。

➡ 介護者の「休み時間」になる
➡ 生活リズムの維持ができる

こんな方におすすめ

  • 家での介護だけでは休めない方
  • 社会交流を取り入れたい方

■ 福祉用具レンタル・住宅改修

手すり、車椅子、歩行器、ベッド…など、生活環境を安全にするための道具や工事。

➡ 介助が楽になる
➡ 転倒リスクを下げる

こんな方におすすめ

  • 家の段差が不安
  • 移動を補助したい方

6|注意したいポイント(後悔しないために)

サービス開始後でも

  • 利用時間の変更
  • サービス種別の見直し
  • 不安や困りごとの相談

は全部、遠慮なくできます。

介護保険の強みは「使いながら調整できる」 ことです。

完璧に最初から決めようとしなくて大丈夫です。
日々の変化に合わせて柔軟に対応できますので、小さな不安でもケアマネさんに相談しましょう。

👥 介護がつらいと感じたときの心の向き合い方については、
👉 介護者の心と体を守る生活ガイド(実体験から学んだ無理しない続け方)でも詳しく解説しています。

7|現実の声:私の“あるある”体験

私自身、初めての訪問介護で「全部任せていいのかな? 自分がその場にいないと、不誠実ではないだろうか?」と思ったことがあります。

でも、続けていくうちにスタッフさんとの関係ができて「ちょっと休んでもいいんだ」という余裕が生まれました。
介護は頼るべき人に頼る力を身につけることだと今は思います。

よくある質問 ( FAQ)

Q1. 介護保険のサービスは誰でも使えますか?

A. 日本に住んでいる65歳以上の人、または40〜64歳で特定の疾病がある人が対象です。
ただし、サービスを受けるためには「要介護認定」を受ける必要があります。

Q2. ケアマネジャーはどうやって選べばいいですか?

A. 市区町村の窓口で紹介してもらえます。
介護者との相性も大切なので、複数の人と話してみて決めるのもOKです。
実際に感じたのは、とても大事ということ。
不安や生活の悩みを遠慮なく話せるかどうかで、ケアプランの質が大きく変わります。
「合わないな」と思ったら変更できるので安心してください。

Q3. 介護保険サービスの利用は費用が高いですか?

A. 原則として

利用料の1割が自己負担(所得に応じて2〜3割)です。
ただし、上限額があり、負担を抑えられる仕組みもあります。

Q4. 要支援と要介護の違いは何ですか?

A.
要支援: 日常生活でちょっと助けが必要
要介護: 日々の介助が必要 という違いです。認定結果で判断されます。

Q5|どのサービスを優先したらいい?

私が初めて利用したときは、「自分でできないところ」を優先するとスムーズでした。
例を上げると、母がまだ寝たきりにならないときは、家で閉じこもりがちになるのでデイサービスを使っていました。母が寝たきりになってからは訪問介護や訪問入浴、訪問ヘルパーさんに来てもらい現在でもとても安心を得られています。サービスは途中で変更できます。

Q6|申請にはどのくらい時間がかかる?

申請から結果が出るまで約30日かかります。
この “1ヶ月の待ち時間” に少し不安を感じる方も多いようです。
急ぎの場合は地域包括支援センターに相談すると、暫定的な支援を提案してくれることもあります。

ケアマネさんに相談すれば利用時間・サービス内容の変更や追加もできます。

最後に(あなたの一歩を大切に)


介護保険サービスは、あなたが介護を“続けられるようにするための制度”です。
慌てず、完璧を求めず、一つずつ進んでいきましょう。

「初めてでも安心して使える」
その実感が、あなたの暮らしを少しずつ軽くしてくれます。

心の余裕は、介護の質にもつながります。
介護保険という仕組みを、どうか遠慮なく、あなたの味方にしてください。

介護を続ける中で揺れ動く気持ちや、
立ち止まったときの記録は、こちらにまとめています。
在宅介護の体験と暮らしの記録

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90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

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