高額介護サービス費制度の申請方法|実際の流れと注意点

高額介護サービス費制度の申請手続きと払い戻しの流れを表したイラスト

高額介護サービス費制度は、「知らないと損をする制度」の代表格です。

でも、高額介護サービス費制度の申請方法はそこまで難しくありません。
私も最初は不安でしたが、流れを知ってしまえば落ち着いて対応できました。

目次

1. 申請の流れとタイミング

■ 申請書が届く時期

介護サービスを利用し、自己負担分を支払ったあと、だいたい 2〜3か月後 に自治体から「支給申請書」が届きます。

「高額介護サービス費 いつ届くの?」と不安になる方も多いですが、多くの場合は自動的に送られてきます。

もし3か月以上経っても届かない場合は、自治体へ確認してみましょう。

■ 申請のしかた

届いた申請書に、

  • 振込先口座
  • 氏名
  • 必要事項

を記入し、押印して市区町村の介護保険窓口へ提出します。

郵送でOKな自治体も多いです。

■ 初回以降はどうなる?

一度口座登録をすれば、その後は自動的に払い戻しされる自治体がほとんどです。

毎回申請する必要はありません。

■ オンライン申請も可能?

一部自治体では、マイナポータル経由で電子申請が可能です。

ただし地域差があるため、必ずお住まいの自治体ホームページで確認しましょう。

2. 申請に必要なもの

一般的に準備しておくと安心なのは次のものです。

  • 自治体から届いた支給申請書
  • 介護保険被保険者証
  • 振込口座の通帳またはキャッシュカード
  • マイナンバー確認書類
  • 本人確認書類

事前に準備しておくと、手続きがスムーズです。

3. 注意しておきたいポイント

■ 申請期限(時効)

支払った日の翌日から 2年間 が申請期限です。

「申請書が来ないまま忘れていた」というケースもあるため、利用月はメモしておくと安心です。

■ 対象外になる費用

次の費用は高額介護サービス費制度の対象外です。

  • 施設の食費や居住費
  • 福祉用具購入費
  • 住宅改修の自己負担分

ここは勘違いしやすいポイントなので注意しましょう。

■ 医療費と合算できる場合も

医療費と介護費の両方が高額になっている場合、「高額医療・高額介護合算療養費制度」が利用できることがあります。

高額介護サービス費制度だけでなく、在宅介護で使える支援制度全体を整理したい方は、こちらも確認してください。

在宅介護で使えるお金の支援制度まとめ|高額介護サービス費制度・限度額・助成制度をまとめて解説

迷ったら、まず自治体窓口に相談してください。

制度は“我慢する人”のためではなく、“続ける人”のためにあります。

🔵 介護保険の限度額が不安な方はこちら

介護保険の限度額を超えそうな方はこちら

もし今、

「高額介護サービス費制度 申請方法が分からない」
「申請書が届かない」
「払い戻しはいつ振り込まれるの?」

と不安になっているなら、申請手続きや具体的な支給額などについては、加入されている医療保険(健康保険組合など)や自治体の介護保険の窓口で確認することをお勧めします。
知らないまま我慢する必要はありません。

  1. 厚生労働省 高額医療・高額介護合算療養費制度について(外部サイト)
  2. 厚生労働省 高額療養費制度の見直しについて(概要)p5(PDF:634.85KB) (外部サイト)
  3. 厚生労働省 高額介護合算療養費制度について(PDF:335.68KB)(外部サイト)

よくある質問(FAQ)

Q1. 高額介護サービス費制度の申請方法は難しいですか?

いいえ、手続きはそれほど難しくありません。

通常は自治体から申請書が郵送されるため、必要事項を記入し、口座を登録するだけで完了します。

一度申請して口座登録を済ませれば、その後は自動的に払い戻しされる自治体がほとんどです。

Q2. 高額介護サービス費の申請書はいつ届きますか?

一般的には、介護サービスを利用して自己負担分を支払った月から 2〜3か月後 に届きます。

もし3か月以上経っても届かない場合は、自治体の介護保険窓口に確認してみましょう。

Q3. 申請書が届かない場合はどうすればいいですか?

申請対象であるにもかかわらず届かない場合は、自治体に問い合わせてください。

郵送トラブルや住所変更の影響で届かないケースもあります。

遠慮せず確認して大丈夫です。

Q4. 高額介護サービス費制度では、いくら戻ってきますか?

世帯の所得区分によって自己負担上限額が決まっており、その上限を超えた分が払い戻されます。

具体的な上限額は自治体や所得区分によって異なるため、支給決定通知書で確認しましょう。

Q5. 毎回申請しないといけませんか?

初回のみ申請が必要な場合がほとんどです。

口座登録後は、自動的に払い戻しが行われます。

ただし自治体によって運用が異なるため、初回通知をよく確認しましょう。

Q6. どんな費用が対象外になりますか?

次の費用は対象外です。

  • 施設の食費や居住費
  • 福祉用具購入費
  • 住宅改修の自己負担分

あくまで「介護保険サービスの自己負担分」が対象です。

Q7. 医療費と合わせて戻る制度はありますか?

はい。「高額医療・高額介護合算療養費制度」があります。

医療費と介護費を合算して上限を超えた場合、払い戻しされることがあります。
詳細は自治体窓口で確認しましょう。

高額介護サービス費制度の申請手続きと払い戻しの流れを表したイラスト

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

目次