【自宅介護】病院での出来事 コーピングでクリア

昨日は整形外科の定期検診で母と病院に行きました。
ここの所、母の血圧が高く、それも心配だったので内科も受診しました。
採血後、レントゲンと骨密度検査をしてようやく整形外科の受診が終わった段階で1時間半
内科の受診で1時間。家を出てから約3時間、車椅子に座りっぱなしで疲れたんだと思います。

薬をもらうのに待っていたら、「お母さん足が痛いからあそこで横になる」と言い出しソファーを指差す。
ナイナイ、それはナイ。病院の待合室の椅子に寝るわけにも行かず
母に「ここは横になれないのよ。不便だね。足伸ばそうか?」と言ったら「うん」と言ってくれて。
ホッとしながら待合室の端の方に移動して椅子と向い合せに車椅子を置いて、靴を脱がせて足を椅子に上げ
痛いという太ももとふくらはぎをさすっておりました。

「お母さん帰りたい、足も痛いし腰も痛い」と連発。「そうだよね。もう3時間近いからね。大きな病院は時間かかって嫌だね〜。もうすぐ薬できるからできたらすぐ帰ろうね」と言いながら、「そう言えば喉乾かない?」と聞いてみたら、「何か飲みたいわ」というから、シメたと思い。「病院の中にあるセブンイレブンになにか飲み物買いに行こうか?お母さん選んでくれる?」というと「うん」という。靴を履かせ車椅子を押してコンビニに行って、好きな飲物を自分で選ばせて購入し、「他に欲しい物ないか自分で見てみて」とウロウロし、飲食スペースで、春が来たらああしようか、こうしようか、等と話をしながら時間を潰しました。

以前、さまざまなストレス対策法を取り上げている『キラーストレス 心と体をどう守るか』という本を読んだことがあり、効果が実証されている「コーピング(ストレス対処)」や、「マインドフルネス」など、色々なストレス対策法が紹介されていました。本人の認知や行動のパターンを変えることで解決する治療法です。

早い話その人が抱えるストレスの問題を、意識を他の所に持っていく事でストレスを軽減させるというやつです。読書はしておくものだなと改めて感じます。特に覚えている感覚もなく、意識して興味を他に持っていったわけではありませんが、私の中で「なるほど」と思い感じる部分があったからこそ思い出したような気がします。こんな場面でも活用できるんだと改めて感じました。

友人に血圧が高いと話したら、「頑張るストレス」っていうのもあるんだよと言われ、ストレスが大きいと血圧が上がるとか体の調子が悪いなど症状に現れると聞き、コーピングに興味を持ちこの本を購入したわけです。自分にいまどのようなストレスがかかっているのか、自分が置かれている状況を客観的に観察してみたかった。「頑張るストレス」と「我慢するストレス」は紙一重で、気分の落ち込みや不安など、コーピングを身に付けることで意識的に自分を助けることができます。気晴らしで意識をそらすということだけでは解決できない問題もあるので、その時は正面から自分と向き合い、環境を変える、もう一つ新しいことを始めるなどの対策が必要になるとのことでした。
疲れたなと思ったらリラックスするためにハーブを焚くというのもコーピングです。

今、母はお昼寝中。今晩何が食べたいか起きたら相談してみます♪
今日のおやつは蒸しパンです。

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