在宅介護のデメリットとは?続ける中で感じた現実と、向き合い方【体験から】

在宅介護のデメリットや現実について考えるイメージイラスト

在宅介護を選ぶとき、

「できるだけ家で過ごさせてあげたい」
「住み慣れた場所が一番安心だと思う」

そんな気持ちが先に立つことが多いかもしれません。

けれど、実際に在宅介護を続けてみると、きれいごとだけでは済まない現実にも、何度も直面します。

このページでは、

要介護4の母を在宅で介護してきた中で、私自身が感じた在宅介護のデメリットを、できるだけ正直に整理しています。

不安を煽るためのページではありません。
「知らずに抱え込まないための整理」として、読んでいただけたらと思います。

目次

在宅介護のデメリット① 介護者の負担が見えにくく、積み重なりやすい

在宅介護で一番感じやすいデメリットは、

介護者の負担が、外から見えにくいことです。

  • 夜中のトイレ介助
  • 突発的な体調変化
  • 予定が立てにくい生活
  • 常に気を張っている状態

こうした負担は、少しずつ、でも確実に積み重なっていきます。

「まだ大丈夫」
「私がやらなきゃ」

そう思っているうちに、
自分がどれだけ疲れているのか分からなくなることもありました。

在宅介護のデメリット② 24時間、気持ちが休まりにくい

在宅介護は、終わりの時間がありません

家にいる=介護から離れられない、という感覚が続きます。

眠っていても、

  • 物音に反応して目が覚める
  • 「何かあったらどうしよう」と頭が休まらない

身体より先に、気持ちがすり減っていく感覚がありました。

在宅介護のデメリット③ 仕事・家事・介護の境界が曖昧になる

在宅介護では、

仕事・家事・介護がすべて同じ空間で重なります。

  • 仕事中に呼ばれる
  • 家事の途中で介助が入る
  • 自分の時間が細切れになる

「どれも中途半端になっている気がする」
そんな感覚に、何度も悩みました。

在宅介護のデメリット④ 緊急時の判断を家族が背負う

体調が急変したとき、

在宅介護では判断の多くを家族が担うことになります。

  • 救急車を呼ぶべきか
  • 様子を見るべきか
  • どこまで自宅で対応するか

正解が分からない中での判断は、大きなプレッシャーになります。

在宅介護のデメリット⑤ 「これでよかったのか」と迷い続ける気持ち

在宅介護をしていると、ふとした瞬間に、こんな気持ちが浮かびます。

  • 「施設の方がよかったのでは」
  • 「本人のためになっているのだろうか」
  • 「自分の選択は正しかったのか」

答えの出ない問いを、何度も心の中で繰り返すことになります。

デメリット=やめる理由、ではない

ここまで読むと、

在宅介護は「やっぱり大変」「無理かもしれない」と感じるかもしれません。

でも、デメリットを知ることは、在宅介護を否定することではありません。

  • 無理をしていないか
  • 助けを借りられているか
  • 続けられる形になっているか

立ち止まって見直すための材料です。

在宅介護のデメリットを一人で抱え込まないために

在宅介護のデメリットは、

一人で耐えることで軽くなるものではありません。

  • ケアマネジャーに相談する
  • 地域包括支援センターにつながる
  • サービスの使い方を見直す

「つらい」と言っていい場所を持つことが、在宅介護を続けるうえで、とても大切だと感じています。

メリット・デメリットを含めた全体像はこちら

在宅介護は、

メリットとデメリットのどちらか一方で判断できるものではありません。

全体像を整理したページはこちらです👇
 ▶ 在宅介護とは?メリット・デメリットと、私が感じた「暮らしとしての介護」

メリットを整理したページはこちらです👇
 ▶ 在宅介護のメリットとは?家で介護を続けて感じた5つの良さ【体験から】

まとめ|在宅介護のデメリットを知ることは、続けるための準備

在宅介護のデメリットは、「向いていない証拠」ではありません。

知っておくことで、

  • 無理を減らす
  • 助けを使う
  • 選び直す

そんな選択ができるようになります。

このページが、在宅介護を続けるか迷っている方の「考える材料」になれば嬉しいです。

在宅介護のデメリットや現実について考えるイメージイラスト

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90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

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