在宅介護の全体像を知ったうえで、
「それでも、やっぱりしんどい」
と感じて、このページにたどり着いた方もいるかもしれません。
在宅介護を続けていると、
何が一番つらいのか分からないまま、
ただ疲れが積み重なっていくことがあります。
在宅介護を続けていると、「何が一番つらいのか分からないまま、ただ疲れている」そんな状態になることがあります。
介護は、ひとつひとつの作業だけを見ると、
それほど大きな負担に見えないこともあります。
けれど実際には、
- 気が休まらない時間
- 先の見えない不安
- 判断を背負い続ける緊張感
そうしたものが重なり、気づかないうちに心と体を消耗させていきます。
このページでは、
要介護4の母を在宅で介護してきた中で、私自身が「負担が軽くなった」と感じた考え方や工夫をまとめています。
完璧な方法や正解を示すページではありません。
「一人で抱え込まないためのヒント」として、読んでいただけたらと思います。
在宅介護の負担は「量」より「状態」で重くなる
在宅介護がつらくなるとき、介護の量が増えたから、とは限りません。
むしろ、
- いつでも対応しなければならない
- 相談する余裕がない
- 自分の気持ちを後回しにしている
こうした状態そのものが、負担を重くしていることが多いと感じています。
だからこそ、
「何を減らすか」よりも
「どう整えるか」という視点が大切になります。
在宅介護の負担を軽くする方法① 「全部自分でやらない」と決める
在宅介護を始めた頃、私は
「家にいるのだから、できるはず」
「自分がやった方が早い」
そう思い、つい抱え込みがちでした。でも、在宅介護は長く続く可能性がある生活です。
- 体力
- 気力
- 判断力
どれか一つでも削れすぎると、続けること自体が難しくなります。
「自分がやらなければ」ではなく、「どこを任せられるか」を考えることが、負担を軽くする第一歩でした。
在宅介護の負担を軽くする方法② 介護サービスは「使い切る」もの
介護サービスは、「限界になってから使うもの」ではありません。
- デイサービス
- 訪問介護
- 訪問リハビリ
- ショートステイ
これらは、本人のためであると同時に、介護者が休むための仕組みでもあります。
「まだ使わなくても大丈夫」と我慢していた時期より、「使っていい」と思えたときのほうが、心に余裕が生まれました。
在宅介護の負担を軽くする方法③ 「相談」は準備が整っていなくてもいい
介護の相談というと、
- 状況を整理してから
- 何を聞くか決めてから
そう思いがちですが、実際は逆でした。
「ちょっとしんどくて…」
「何がつらいのか自分でも分からなくて…」
そんな状態で相談しても、大丈夫です。
ケアマネジャーや地域包括支援センターは、整理を手伝うための場所でもあります。
在宅介護の負担を軽くする方法④ お金の不安は「早めに言葉にする」
在宅介護では、精神的な負担だけでなく、経済的な不安も重なります。
- 介護サービス費
- 介護用品
- 医療費
- 介護保険料
「まだ払えているから」と後回しにすると、不安はじわじわ大きくなっていきます。
実際には、
- 減免制度
- 助成制度
- 控除
など、知らないだけで使えていない支えがあることも多いです。
在宅介護の負担を軽くする方法⑤ 「気持ちが限界」のサインを無視しない
在宅介護で一番危険だと感じたのは、「もう慣れたから大丈夫」と思ってしまうことでした。
- イライラが増える
- 眠りが浅い
- 何もしたくない
- 涙が出る
これらは、弱さではなくサインです。
体より先に、心が疲れていることもあります。
負担を軽くすることは「逃げ」ではない
在宅介護の負担を軽くしようとすると、
「もっと頑張れる人もいる」
「自分は甘いのでは」
そんな気持ちが浮かぶことがあります。
でも、負担を軽くすることは、介護から逃げることではありません。
続けるために、形を変えることです。
在宅介護の全体像を整理したページはこちら👇
▶ 在宅介護とは?メリット・デメリットと、私が感じた「暮らしとしての介護」
まとめ|在宅介護の負担は、軽くしていい
在宅介護は、
我慢や根性で続けるものではありません。
- 頼る
- 相談する
- 形を変える
それらはすべて、介護を大切にしているからこその選択です。
このページが、「少し楽になってもいい」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

