自宅介護の現場で感じた、日々のリアル
在宅介護を続ける中で、私は母の変化を間近で見つめてきました。
90歳を過ぎても元気だった母は、2022年に立て続けに大腿骨を骨折し、心身ともに大きく衰えました。コロナ禍での入院生活では面会ができない日々が続き、気力や食欲も落ちていきました。
退院後は、訪問リハビリや訪問マッサージを利用しながら、自宅での生活を少しずつ整えてきました。会話が増え、笑顔が戻る時期もありましたが、転倒による再骨折や入退院を繰り返し、現在は要介護4となり、日常生活のほとんどに介助が必要な状態です。
大腸がんの手術や胆管結石の治療など、ここ数年は次々と出来事が重なりましたが、在宅で仕事ができる環境や、家族の協力に支えられながら、介護を続けています。
このページについて
このページは、在宅介護の中で実際に体験してきた出来事や気づきをまとめた入口ページです。
介護の正解や方法を示すものではなく、日々の暮らしの中で起きたことを、そのままの形で記録しています。
必要なところから、気になる記事を選んで読んでいただければ大丈夫です。
なぜこの記録を残しているのか
在宅介護を続ける中で感じたのは、「リアルな在宅介護の情報は、意外と少ない」ということでした。
制度や介護用品の紹介はあっても、実際に使ってみた感想や、訪問サービスの現場で感じたことは、あまり見つかりません。
このサイトでは、次のような内容を中心に残しています。
- 在宅介護の日常での工夫や悩み
- 実際に使って感じた介護グッズのこと
- 訪問介護や支援サービスのリアルな体験
- 介護を続ける中で感じた気持ちの揺れ
家族と支え合いながら続ける介護
介護を続ける中で強く感じるのは、一人で抱え込まないことの大切さです。
家族と役割を分け合ったり、頼れるところは外部の支援を使ったり。
小さな工夫の積み重ねが、日々の負担を少しずつ軽くしてくれました。
完璧でなくてもいい。
その時できる形で続けていくことが、在宅介護には大切だと感じています。
同じ立場の方へ
在宅介護は、人に見えにくく、孤独を感じやすいものです。
不安になったり、立ち止まりたくなる日もあります。
このページの中に、「自分だけじゃない」と思える時間や、少し気持ちが軽くなるきっかけがあれば嬉しいです。
無理のないペースで、必要なところだけ読んでくださいね。
在宅介護の日々の記録
特別な出来事だけでなく、在宅介護の中で感じた迷いや戸惑い、うまくいかなかった日のことも含めて記録しています。
日々の葛藤と気持ちの変化

介護を続ける中で揺れ動く気持ちや、ふと立ち止まった瞬間の記録です。
介護の中で小さな工夫を見つける

毎日の暮らしの中で、少し楽になったと感じた工夫をまとめています。
暮らしの中で役立つ視点

在宅介護を続ける中で気づいた、生活面での小さなヒントです。
在宅介護の中で迎えた大きな転機

在宅介護を続ける中で、母が心不全で救急搬送され、治療方針について家族で大きな決断を迫られた出来事です。
ICUでの面会、在宅に戻る選択、介護保険サービスに支えられた日々を記録しています。
介護の中で迎えた大きな出来事
入院や体調の変化など、介護の流れが大きく変わった出来事についてまとめています。
転機となった体験と向き合い方

判断に迷いながらも、家族で話し合いを重ねてきた記録です。
同じ立場の方へ
介護を続ける中で感じる不安や疲れに、そっと寄り添う内容です。
介護者のこころの負担と向き合う

介護者自身の気持ちをどう整えてきたかを振り返っています。
介護者の暮らしを整えるヒント

在宅介護を続けるために、生活全体を見直したときのまとめページです。
2025年12月(更新)
