母を自宅介護するようになって初めての年。
試行錯誤の日常で、2022年はてんやわんやでした。
仕事も今までのようにはできなくなるから整理したり、形を変えたり、目が回るような1年でした。
「高齢者在宅介護」という響きは大変、辛いな〜みたいな印象ですが、改めて「在宅介護」と考えると、構えてしまうから、どんどん自立し大人になっていく子どもと、どんどん赤ちゃん返りをしていく親を対比しながら考えてみました。
元々企画屋なので、介護というテーマで「楽しいコンテンツや商品、仕組みを考える」という仕事の発注が来たと受け止めて、日常の中で母と楽しく過ごせる事柄を客観的に創出するのも結構楽しいかもしれない。と最近思うようになりました。
母の2度目手術が終わり、退院する前にノートにランダムに書き出しました。
取り組んでみて4カ月、2022年12月31日現在で感じていることです。
在宅介護を経験して気付いたこと
食事の支度
日常やることなので介護食を離乳食と考えると特に特別なことでもない。
時間がない場合は配膳サービスを使うのもひとつ
身支度
子どもが小さい時は着替えさせるわけだから特別なことじゃない。
入浴
子どもが小さいときには毎日のことで特別なことじゃないけれど、身体が大きい分自分で入れないとなると大変。
介助しながら入れるようになればいいけれど、デイサービスの入浴サービスや訪問入浴サービスを利用したりしてクリアできそう。
おむつ&トイレ
今ものすごくいい紙パンツや便利なポータブルトイレ、紙おむつがあるからそれでなんとかなる。赤ちゃんのかわいい「うんち」とは違うけれどそこは大人だからしょうがない。
環境
我が家は同居だけど離れて暮らしている方も多いはず。仕事の関係でどうしても同居できない場合も多いと思います。
今はインターネットがあるのでフル活用するのもひとつ。
ケアマネージャーさんと連携してケアプランを立てていただきベストな環境を考えていく事は大切です。
スマホで確認できるライブカメラもいいけれど、スマートスピーカーを利用するのもひとつ
まとめ
日常過ごすのに何が一番大切か考えてみたけれど、赤ちゃんと一緒で、呼びかけや体験、刺激などにほかなりません。今は「今日も一日楽しい良い日だった」と思ってもらえるような時間を、どれだけ家族で創出できるかに他ならない気がしています。
自分がオギャーと生まれてから歩き、話をし、自立するまでしてもらった事のように、どれだけこれからできるかわからないけれど、自分の為に身の丈で明るく取り組んでいけたらいいなと思っています。
日々、介助する場面が増えている今日このごろですが、日常が充実した時間になるようにポジティブに日々考えていきたいと思います。今年介護ブログを始め、あったことやその時の思いを書いているだけなのですが、母と私の日常の色々なことがちょっぴり客観的に眺められるようになりました。2023年も色々なレビューや評価を参考にして便利な商品を取り入れてあかるく介護していきたいと思います。
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