1年ぶりの再会で感じた、ささやかな贅沢
昨日は、1年ぶりに友人宅で仲良しメンバーが集まり、食事をしました。
それぞれ忙しい日々を過ごしているなかで、こうして予定を合わせ、誰かの家に集まる時間は、思っている以上に貴重なものになっています。
久しぶりにいただく友人の手作りごはんは、どれも素朴で、でも心がこもっていて、なんだかとても贅沢なひとときに感じました。
外食のごちそうとは違って、誰かが自分のために作ってくれた料理には、自然と気持ちがほどける力があります。
「美味しいね」と言いながら食べる時間そのものが、もうごちそう。
久しぶりに、ゆっくり味わって食事をした気がします。
友人の話から見えてきた、介護が始まる“少し手前”
集まった友人のひとりも、今まさに介護の問題に直面しています。
現在、90歳になるお母さまがひとり暮らしをされていて、先日病院に行った際に
「90歳を過ぎたら、ひとりで生活するのはなかなか厳しいですね」と医師に言われたそうです。
その言葉が、思っていた以上に胸に響いたと話してくれました。
まだ大きな介護が始まっているわけではないけれど、
「このままでいいのかな」
「これからどうなるんだろう」という不安が、一気に現実味を帯びてきたそうです。
仕事を持ちながらの介護。
制度のこと、サービスのこと、住まいのこと。
調べるほどに選択肢は増えるけれど、その分迷いも増える。
話を聞きながら、私自身が在宅介護を始めた頃のことを思い出しました。
介護は、ある日突然始まるものではなく、
「なんとなく気になる違和感」から、静かに始まることも多いのだと、改めて感じます。
女三人、業務スーパーで大はしゃぎ
夕方になると、気分転換も兼ねて、女三人で業務スーパーへ繰り出しました。
店内に入るなり、「これ安い!」、「これ便利そう!」と、あちこちで声が上がります。
最初は「一人ひとつくらいね」と言いながらカゴに入れていたはずなのに、気づけば
「これもいいかも」、「これ、孫に良さそう」と、どんどん増えていきました。
最終的には、「これ、ちゃんと持って帰れる?」というくらい、カゴはてんこ盛り(笑)
超お買い得の商品や、美味しいもの、時短に使えそうな食材を教えてもらいながらの買い物は、本当に楽しくて、久しぶりにスーパーをゆっくり歩いた気がします。

我が家のお嫁ちゃんおすすめの刻みタマネギ(冷凍)も購入。
みじん切りの冷凍があるなんて、正直知りませんでした。「これは使える!」と、全員一致。
エビカツも買って、「お昼に揚げてパンに挟めばOKだね」なんて話しながら、テンションはすっかり上がっていました。いや〜、業務スーパー本当に安いです(笑)
「これから一番大切なものは何だろう」
買い物を終えて一息ついた頃、「これから一番大切なものって何だろうね」という話になりました。
少し間があって、友人のご主人がぽつりと一言。「健康じゃない?」
その言葉に、みんな思わずうなずいてしまいました。
仕事も、介護も、趣味も、楽しみも。
どれも健康があってこそ成り立つものです。
最近は、体力や筋力の衰えを実感することも増えました。
「じゃあ、これからは筋力だね」という結論に落ち着き、また笑いが起きます(笑)
真面目な話をしながらも、どこか明るく笑えるのは、こうして顔を合わせているからこそなのかもしれません。
誰かの家に集まる時間の力
普段はちょこちょこ会っているけれど、誰かの家に集まって、年に何回かこうして食事をしながら近況を話す時間は、やはり特別です。
仕事の話、家族の話、介護の話。
そして、どうでもいいようなくだらない話。
それらが混ざり合って、気づけば心が軽くなっている。
「また明日から頑張ろう」
そう思わせてくれる力があります。
在宅介護をしていると、どうしても日常が家の中に閉じがちになります。
だからこそ、こうした時間が、私にとっては大切な“心の換気”になっているのだと思います。
また明日から、少しずつ
帰り道、重たい買い物袋を抱えながら、「今日は楽しかったな」と、自然に思えている自分に気づきました。
介護の日々は続いていくけれど、こうした時間があるから、また一歩前に進める。
それで十分なのかもしれません。
今日は友人たちに、たくさん笑って、たくさん話して、元気をもらいました。
本当にありがとう。
また明日から、できることを、できる分だけ。
そんな気持ちで、日常に戻っていこうと思います。

