在宅介護の夏の一日|手術を前に母と花火を見た夜、前向きな気持ちに救われた

母と外食している画像
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美容院へ。少し短くなった髪と、母の笑顔

今日は、母を美容院に連れていきました。
髪を染め、今回は少し短めにカットして、軽くパーマもかけてもらいました。
鏡に映る母は、いつもより少し若返ったようで、私も思わず笑顔になります。

母と外食後に笑顔を見せる在宅介護中の親子|手術前の前向きな一日

手術を控えているので、
「しばらく外食できないかもしれないから」と、その足で食事へ。
母はいつも通りよく食べ、よく話し、
「どこも痛くないんだけどね」と、特に落ち込む様子もありません。


こうして並んで食事をしている時間が、
どれほど貴重なのかを、最近は特に感じます。

「今の楽しみは、食べることと着ること」

家に戻って、少し休んでいると、
母がぽつりとこんなことを言いました。

「お母さんね、自分で歩けないから、
 今は食べることと、着ることしか楽しみがないの」

続けて、

「91歳まで生きたし、いろいろ苦労もあったけど、いい人生だったと思うわ。あなたも元気に大きくなったし、今は幸せ」

さらっと口にする言葉ですが、その重みを、私はしっかり受け取りました。


「いつお迎えに来てもいいんだけどね」そう言いながらも、
「まだみんなとどこか行きたいし、簡単に終わる手術なら、やってみようかな」

と、料理をパクパク食べながら話す母(笑)。
この前向きさに、私は何度も救われています。

インスタライブで秋服選び。会話が冴えていた午後

家に戻ると、
母がいつも着ている“着やすい服”の秋の予約会のお知らせが届いていました。
ちょうどインスタライブも始まり、二人で画面を見ながら、
「あれもいいわね」
「この色、明るくていいじゃない」と、あれこれ相談しながら数点購入。

「今は便利ね。買い物に行かなくても、こうやって家で見られるんだもの」
今日は、驚くほど会話がしっかりしていて、そのこと自体が、とても嬉しい時間でした。

花火の音と、前向きに変わった母の気持ち

夜、八時半ごろから花火の音が聞こえてきました。
網戸にして、二人で花火鑑賞。

息子が以前、母に
「腹腔鏡手術なら大きな傷も残らないし、麻酔から目が覚めたら終わっているよ」
と話してくれたことが、効いていたようで、
今日はもう、すっかり手術を受ける気持ちになっていました。
その変化に、私自身もホッとしました。

夏の終わりと、家族の記憶

今日は地元の花火大会。
街全体が少し華やぎ、
九時半ごろには、孫が友達と家の前で花火を始めていました。

その様子を見ながら、息子が小さかった頃の夏を思い出し、
なんとも言えない、ほのぼのした気持ちに。

最近、母は本当によく眠ります。
昨日は外出もあり、私もぐったり。
今日は二人そろって寝坊しました(笑)

夜は、今年はじめに心臓手術をした友人たちが、息子の店に遊びに来る予定。
夕方から家族に母を頼んで、久しぶりのお出かけです。

花火が終わると、季節は一気に進む

来週から、孫たちの夏休みも終わり、学校が始まります。
花火が終わると、季節は一気に年末へ向かう気がしますね。


今年も、みんな元気でお正月を迎えられますように。
そんなことを願いながら、静かな夏の一日を終えました。

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90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

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