センテナリアンとは?百歳以上の長寿者を指す言葉
私が生まれた頃、平均寿命は男性63歳、女性67歳でした。
当時はその年齢を超えた人が「高齢者」と呼ばれていた時代です。
それが今では、2021年の平均寿命は
男性81歳、女性87歳。
わずか60年で、約20歳も寿命が延びました。
そんな時代背景の中で聞くようになった言葉が「センテナリアン」です。
センテナリアンとは、100歳以上の長寿者を指す言葉で、語源は英語の century(1世紀)。
「1世紀を生き抜いた人」という意味があります。
日本語では「百寿者」とも呼ばれ、
2022年時点で100歳以上の方は90,526人。
1963年には153人しかいなかったことを考えると、
その増え方には驚かされます。
百歳以上の人はどんな暮らしをしているのか
100歳以上の方の約89%は女性。
圧倒的に女性が多いのも特徴です。
研究などから見えてくる、センテナリアンの共通点には次のようなものがあります。
センテナリアンの特徴といわれること
- よく食べる(特に果物や甘いもの)
- 糖尿病や極端な肥満が少ない
- 善玉ホルモン「アディポネクチン」が多い
- 好き嫌いが少なく、魚や野菜を取り入れてきた
どれも特別な健康法というより、長い時間をかけて続けてきた生活の積み重ねなのだと感じます。
母が目指す「センテナリアン」という存在
正直に言うと、母はこの特徴のうち「よく食べる」だけはぴったり当てはまります(笑)。
野菜はあまり好きではなく、お肉が好き。魚はぼちぼち。
体型も決してスリムとは言えません。
それでも、最近は「好きなものを、好きなだけ」というスタイルで過ごしています。
制限ばかりの生活より、楽しみを残すことを大切にしたい。
それが、今の我が家の考え方です。
訪問リハビリで気づいた、今の課題
先日、訪問リハビリの方から「歩行器でのふらつきが以前より強くなっている」と言われました。
特に、歩行器を持ち上げる動作が危険とのこと。
車付きの歩行器を検討してみてはどうか、という提案もありました。
ただ、ブレーキ操作がきちんとできるかどうかは不安です。
それでも、試してみないと分からない。
一度レンタルして様子を見ることにしました。
在宅介護では、「できなくなったこと」ではなく「今、どうすれば安全に続けられるか」をその都度考えていくしかありません。
健康寿命ではなくても、目指したい姿がある
母は、いわゆる「健康寿命」ではありません。
けれど、糖尿病はだいぶ改善し、大きな持病も今のところありません。
だからこそ、目指す姿としてのセンテナリアン。
完璧でなくてもいい。少しふらついても、支えながら歩く。
好きなものを食べ、会話を楽しむ。
それが今の母にとっての「生きる」ということなのだと思っています。
母100歳まで、あと3330日
100歳までの残り日数を数えると、「まだこんなにある」と思う日もあれば、「もうそんなにないのか」と思う日もあります。
在宅介護は、先が見えません。
でも、今日一日をどう過ごすかは選べます。
今日も一日、少しでも楽しい時間があったなら。
それで十分だと思いながら、
また明日を迎えたいと思います。






