母の足の爪が巻き爪になってきた ― 在宅介護で気づいた「爪ケア」の大切さ

巻き爪の足のイラストとケア用品のイラスト
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最近、母の足の爪の様子が変わってきた

私が実家で在宅介護を始めてから約15年。母の足の爪を切るのは、ずっとわたしの役割でした。ところが最近、「あれ?これは以前と違うな」と感じることが増えてきたのです。

  • 親指の爪が巻き爪になってきた。
  • 中指の爪が反ってきて、爪の「厚み」や形状が明らかに変化。
  • 視力の低下、握力の低下、体が硬くて足に手が届かない、…など、切る側・母の双方に“難しさ”が増してきました。
    これは「年を重ねるにつれ、爪にも変化が起きる」ということを改めて実感させられる出来事でした。

高齢者の爪トラブルが起きるメカニズム

高齢になると爪の伸びが遅くなり、水分や弾力が減って硬く厚く変化しやすくなります。さらに血行の低下で新しい爪が育ちにくく、古い層が残ることで巻き爪や変形につながります。切りにくさからケアが後回しになり、トラブルが進行しやすい点も高齢者特有の特徴です。

① 伸びる速度が低下

高齢になると爪の伸びがゆっくりになり、「前より切るタイミングがつかみにくいな」と感じることが増えます。伸びが遅いと爪先がもろくなったり、形が変わり始めても気づきにくく、知らないうちにトラブルが進んでしまうことも。在宅介護では、変化に気づけるのが家族だからこそ、少し意識して見てあげるだけで安心につながります。

② 低下に伴って爪が厚く・硬くなる

爪の伸びが鈍くなると、内部に“古い層”が残りやすくなり、その結果、爪が厚く硬く変化していきます。「最近切りにくい」「爪切りが滑る」と感じたら、この変化が起きている可能性があります。介護する側にとっても負担が増えるので、無理に切ろうとせず、巡回のタイミングで爪の状態を見たり、柔らかくなる入浴後を活用するなど工夫すると安心です。

③ 水分・弾力の低下が進む

年齢とともに皮膚だけでなく爪も乾燥し、水分や弾力が失われていきます。特に足先は血流が滞りがちなため、爪が縮んだり反り返ったりという変化が出やすい部分です。お風呂上がりに軽く保湿したり、爪の色や形を一緒に確認するだけでも、小さな変化に気づけてトラブル予防になります。無理のない範囲でできるケアが、毎日の安心につながります。

④ 放置 → 巻き爪や変形へ

厚く硬くなった爪は切るのが難しく、「今日はやめておこう」とつい後回しにしてしまいがちです。でも、そうした小さな先延ばしが積み重なることで、巻き爪や反り爪といった変形につながることがあります。実際、私の母もこの流れで気づかないうちに巻き爪が進んでいました。

高齢になると足の爪は巻きやすく、厚く硬くなっていくため、在宅でのケアが難しく感じる場面も増えてきます。「これは巻き爪の始まりかもしれない」と気づいたとき、私自身も改めて高齢者の爪ケアの大切さを実感しました。

だからこそ、無理のない範囲で早めにケアをしてあげたり、必要に応じて専門家の力を借りるなど、“ひとりで抱え込まない選択”がとても大切だと思っています。

我が家で実践し始めた爪ケアと工夫

訪問入浴の後を狙って爪切りタイム

母の場合、訪問入浴のあとは体が温まり、気持ちもほぐれているため、爪がやわらかく切りやすい状態になります。「戻ってきたらそのまま爪切り」という流れを習慣にしてみると、こちらも無理がなく、母も落ち着いて受け入れてくれる時間になります。高齢者の爪ケアは“タイミング選び”がとても大切だと感じています。

爪切りグッズもいろいろ試しました笑

厚くなったり巻いたりした爪には普通の爪切りでは太刀打ちできず、私もいろいろなケアグッズを試しました。ニッパー型、巻き爪対応、角質用など…気づけば小さな工具セットのように。でも、どれだけ道具を揃えても限界がある場面もあります。「無理に切らなくていい」と自分に言い聞かせることも大切なんだと感じています。

「高齢者専用 訪問爪切り」サービスも検討

調べてみると、高齢者の爪・足ケアを専門に自宅まで来てくれる訪問サービスがあることを知りました。巻き爪や厚い爪、角質肥厚など自分では難しい部分も、専門家なら安心して任せられます。悪化する前に一度プロに見てもらうだけでも、介護する側・される側の負担が大きく軽くなる“心の保険”になると感じました。

親の在宅介護だからこそ、ケアする側の“余裕”も大切に

爪ケアひとつをとっても、負担に感じてしまうと介護全体に重みが出てしまいます。だからこそ、

  • 「切るだけ」ではなく「母と私のケア時間」を作る気持ちで。
  • 爪が難しくなったら早めに対処する=トラブルの芽を摘む。
  • 専門サービスも“選択肢”として頭に入れておく。
    こうした意識が、介護される側にも、介護する側にも“安心”を生むと実感しています。

まとめ~介護者が元気でいることを第一に~

今回、母の爪に気づいたことで、「足元からのケアが全体の暮らしを支える」ということを改めて感じました。そして何より、在宅で介護を続けるあなたが、元気でいることこそが、親御さんにとっても大きな支えです。
いつも頑張っているあなたへ。
少し立ち止まって、爪ケア・足ケアの時間を取り入れてみませんか?
ゆっくりと、でも確実に、「安心できる明日」に向けて一歩を重ねていきましょう。

FAQ(よくある質問)

Q:なぜ高齢者の爪は厚くなるの?

A:老化による爪の伸び低下・水分低下・血流減少が原因となり、古い爪が残り厚く硬くなることがあります。

Q:巻き爪になったらどうしたら良い?

A:まずは入浴直後など爪が柔らかいうちにケア。難しい場合は「訪問爪切り」など専門サービスの利用もおすすめです。

Q:介護者が自宅でできる足爪ケアのポイントは?

A:① 足浴・保湿で爪を柔らかく ② 親が切れなくなった時は早めに切る ③ 不安が出たら専門家へ相談。無理せず安心できる環境を作ることが大切です。

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90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

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