在宅介護の一日が、思いがけず慌ただしく始まった日
この日は、在宅介護をしているとよくある「予定が崩れる一日」でした。
本来は10時からの予定だった訪問入浴が、急きょ11時からに変更。
さらに、12時半からは地元コミュニティの打ち合わせが、近くのジョナサンで入っていました。
介護をしていると、こうした時間のズレが一気に負担になります。
でも今回は、息子が3時間ほど母を見てくれることになり、私は外出することができました。
「ほんの数時間」でも、この時間があるかないかで、気持ちの余裕は大きく変わります。
自宅介護をしているからこそ、感じる“孤立”と“つながり”
在宅で介護をしていると、どうしても家にいる時間が長くなります。
外との関わりが減り、気づかないうちに世界が狭くなっていく感覚。
そんな中で、いろいろ考えるようになりました。
- 小さな赤ちゃんを一人で育てている人
- 家族の介護を一人で担っている人
- 外出はできないけれど学びたい人
- 地元に友人を作りたい人
- 自宅で収入を得たいと考えている人
きっと、同じように「家にいなければならない理由」を抱えている人は、想像以上に多いと思いました。
だからこそ、地元コミュニティの存在は、とても大きな意味を持つと感じるようになったのです。
有志3人で始めた、地元コミュニティの準備
この日行われた打ち合わせは、地元コミュニティ立ち上げに向けたもの。
立ち上げメンバーは、私を含めて有志3人です。
大げさなことではありません。
ただ、「ここに居場所があったらいいよね」という想いから始まりました。
打ち合わせは無事に終わり、話は順調に進みました。
早ければ、2〜3月には立ち上げられそうです。
介護をしていると、「何かを始める」ことに、ついブレーキをかけてしまいがちです。
でも、この日は久しぶりに、希望を感じました。
駅前での買い物と、息子とのタッチ交代
打ち合わせを終え、駅前で急いで買い物を済ませ、私はすぐに帰宅。
息子とタッチ交代です。
母はちょうど訪問リハビリが終わったところでした。
その後、母と二人で3時のおやつの時間。
おやつ作りの成功と、ちょっとした失敗談
この日のおやつは、冷凍マンゴーを使ったマンゴープリン。
これは大成功でした。
前日には久しぶりにチーズケーキを焼いたのですが、
クッキーを砕いて底に敷くのを、まさかのうっかり忘れ…。
型からきれいに外れず、タルト型のままテーブルの真ん中へ。
母と二人、スプーンで食べました。(笑)
母は「味はいいんだけどね〜」と笑ってくれました。
確かに美味しかったけれど、お皿に取れないチーズケーキは、さすがにナシ。
介護の中では、こんな小さな失敗と笑いが、意外と救いになります。
明日はデイサービス見学。無理はさせないと決めている
翌日は、
・リハビリ特化型(3時間)のデイサービス
・年間行事のある1日型のデイサービス
この2か所の見学予定が入っていました。
母はすでに、リハビリ特化型には「行く」と自分で決めています。
「少しは出かけないとね」
そんな言葉を、母自身が口にするようになりました。
だからこそ、1日型のデイサービスも、気に入ってくれたらいいな…と、静かに期待しています。
もちろん、無理をさせるつもりはありません。
久しぶりの外出に、洋服を選ぶ時間
夕方、母と一緒に明日の洋服を選びました。
「ズボンはこれにする?」
「運動するから、動きやすい方がいいわね」
「コートはこれにしようか」
もともとお洒落な母。
久しぶりの外出が嬉しいのか、とても楽しそうでした。
服を選ぶ、ただそれだけの時間が、こんなにも穏やかで、温かいものだと改めて感じます。
在宅介護の日々の中でも、外とのつながりを手放さない
在宅介護は、どうしても内向きになりがちです。
でも、人とのつながりがあることで、介護は続けられる。
この日一日を振り返りながら、地元コミュニティの大切さを、しみじみと実感しました。
外に出られない日があっても、心だけは外とつながっていたい。
そんな思いを、これからも大切にしていきたいです。

