在宅介護のそばにいる老犬との暮らし|18歳トイプードル・クロちゃんと過ごす日々

在宅介護の暮らしの中で家族に寄り添う18歳のトイプードル・クロちゃん
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在宅介護のそばにいる、もうひとりの家族

我が家のクロちゃんは、18歳になるトイプードルです。
最近はヨタヨタと歩くようになり、もうすっかり“お祖母さま犬”。
これまで何匹もの犬と暮らしてきましたが、クロちゃんがいちばんの長生きです。

食欲は相変わらず旺盛なのですが、最近よく咳をするようになりました。
少し気になって調べてみると、いろいろな可能性が出てきて、余計に心配になります。
近いうちに、一度病院に連れて行こうと思っています。

18年前、運命みたいな出会い

クロちゃんとの出会いは、今でもはっきり覚えています。
18年前、息子と3人で近所のペットフォレストへ、別の愛犬のおやつを買いに行ったときのことでした。
ゲージの中に、5ヶ月くらいの少し大きくなり始めたブラックのプードルが1匹。
とにかく愛想がよくて、私たちを目で追いながらチョロチョロ。

あまりにも一生懸命なので、少しだけ抱っこさせてもらうことになりました。
それまで我が家に来た子たちは、ブリーダーさんから2〜3ヶ月で迎えた子ばかり。
クロちゃんは、どこか雰囲気が違って、のんびりしていて、人の気配に敏感でした。

「この子、なんだか可愛いね」
そんな気持ちが、自然と湧いてきました。
ただ、その時点では我が家にはすでにベージュのトイプーが一匹。
母の意見も聞かないといけないので、その日は一度帰ることにしました。

母に抱かれて、家族になると決まった日

翌日、母を連れて再びペットフォレストへ。
クロちゃんを出してもらい、母に抱っこした瞬間――
しがみつくように、ぴったりと離れませんでした。

もうその場の空気は
「この子、うちで飼うしかないよね」
そんな雰囲気。

ショップの方から「股関節が少し曲がっていて、大きくなると歩くのが大変になるかもしれません」と聞きました。
それを聞いて、母が言いました。
「じゃあ、なおさらうちで飼うしかないわね」
こうしてクロちゃんは、我が家の一員になりました。

忠犬クロちゃんの18年

クロちゃんは、とにかく忠犬。
家族以外には、ほとんどなつきません。
それはもう、徹底しています。

言葉の理解力も高く、頭の良さはダントツ。
股関節は弱いと言われていましたが、大きくびっこを引くこともなく、18年が過ぎました。
最近は起きぬけに足を引きずることがありますが、動き出すと普通に歩きます。
痛みは、しばらくすると抜けるようです。

食べて、寝て、生きている

朝はドッグフード、夜は手作りごはん。
鶏のささ身とブロッコリー、お魚とごはんなど、日替わりです。

よく食べて、よく寝る。
それがクロちゃんの毎日。

昨年、相棒だったワイヤーの子が17歳で亡くなったあと、
一度立てなくなり、おむつをしたことがありました。

あの時は本当に心配しましたが、2〜3日で回復し、おむつも外れました。
日に日にヨボヨボにはなっていますが、「20歳まで頑張ろうね」
そう声をかけながら過ごしています。

お兄ちゃんを待つ、毎日の儀式

クロちゃんは、お兄ちゃん(息子)が大好き。
帰ってくるまで起きて待っていて、“お帰りの儀式”が終わると、安心したように眠ります。

最近は一度寝ると、物音くらいでは起きません。
私が布団を出ても気づかず、そのまま8時頃まで爆睡。
起きたら、全力の「お腹すいたコール」です(笑)。
母が歩けなくなり、入院が増えてからは、私にベッタリ。
ご飯を食べたことも忘れてしまうのか、
いつでも「お腹空いてる」感じです。(笑)

散歩より、おうちがいいお年頃

お散歩に出ても、あまり歩きたくない様子。
家の周りを少しウロウロしたら、すぐ玄関へ。
「お家はいる〜!」と言わんばかりに、玄関でおすわり。

無理に歩かせる必要もないので、家に入ると、
いつもの定位置でコロンと横になります。

母と愛犬、ダブル介護の日々

気がつけば、母と愛犬のダブル介護が始まったような日々。
だからこそ、私の健康は、ますます要になりました。

今、断捨離を進めています。
今日は粗大ゴミをお願いしているので、これから出しに行く予定です。

守るものが増えると、自分の体も、暮らしも、整えていかないと続きませんね。

在宅介護の暮らしの中で家族に寄り添う18歳のトイプードル・クロちゃん

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90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

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