在宅介護の実践ガイド|母との日常と生活支援サービスの活用法

在宅介護で母が利用するデイサービスの様子を表したイラスト

在宅での介護は、思っている以上に体力と心を消耗するものです。特に母との日常では、通院や入浴の介助など、毎日の小さな負担が積み重なり、何度も悩むことがありました。
この記事では、私自身が母と過ごす日々の中で実際に直面した出来事や工夫をもとに、介護者の負担を減らす具体的な方法や生活支援サービスの活用法をご紹介します。初心者の方でもすぐに参考にできる内容です。

目次

生活支援サービスを選ぶときに押さえるべきポイント

在宅介護では、外部の生活支援サービスをうまく活用することで、負担を大きく減らすことができます。私の場合、初めて訪問介護サービスを利用したとき、安全性やスタッフの資格、サービス内容の範囲を十分に確認しておらず、少し戸惑った経験があります。
皆さんには、契約前に利用条件や費用を確認し、必要に応じて見学や体験利用を行うことをおすすめします。こうした事前確認が、安心してサービスを生活に取り入れるためのポイントです。

実体験:私が直面した介護の悩みと解決策

ある日、母が入浴後に体調を崩してしまい、自宅での介助だけでは対応が難しい状況になりました。
以前、母はデイサービスを利用したこともありましたが、初めて利用した時は3日で「もう行きたくない」と言い、すぐにやめてしまったこともあります。そのため、再度サービスを導入することには不安もありました。

そんな中、本日ケアマネージャーさんから「リハビリ特化型デイサービスに通ってみてはどうか」とご提案がありました。特化型デイサービスは聞いたことがなかったので調べてみると、提案されたのは2種類でした。

  1. リハビリ特化型デイサービス:1回3時間、送り迎え付き
  2. 年間行事があるデイサービス(お花見やばら苑・つつじ寺見学など):1日9:30~16:30、送り迎え付き

早速母に話してみると、「行ってみようかな」と前向きな返事。
ケアマネージャーさんに連絡し、来週の火曜日に見学に行くことになりました。

この体験を通じて、介護者が一人で抱え込まず、ケアマネージャーやサービスのサポートをうまく活用することの大切さを改めて実感しました。

なお、こうした生活支援サービスの検討は、
退院が決まってから突然始まるものではなく、
入院中から少しずつ準備していくことが大切だと感じました。

大腸手術後の母の回復状況や、退院に向けて家族が整えたことについては、
母の介護|大腸手術後の退院準備と家族のサポート
にまとめています。

効率的に負担を減らすための工夫

外部サービスの活用

訪問介護や家事代行などの外部サービスは、介護者の身体的・精神的負担を大幅に減らしてくれます。私も母の入浴や通院の介助で疲れ切っていたとき、サービスを利用することで日常生活の安定と休息時間を確保できました。サービス内容や利用条件を事前に確認しておくことで、トラブルを防ぎ、より安心して日常に取り入れることができます。

家族で分担するタイミング

家族で介護の役割を分担することも、負担軽減に非常に有効です。週ごとのスケジュールを作り、誰がいつどの作業を担当するかを明確にすると混乱が減ります。無理のない範囲で分担することで、休息時間を確保し、介護者自身の健康も守れます。私の家庭でも、事前にルールを決めることで日常の負担がずいぶん軽くなりました。

日常の小さな工夫で負担を軽減

日々の生活で、小さな工夫を積み重ねることも重要です。例えば、母の服やタオルを手の届く場所にまとめる、通院準備を前日に整えておく、朝のルーティンを簡略化するなどの工夫で、時間と体力を節約できます。こうした小さな取り組みが、介護者の心と体を守る大きな助けになります。

退院後の在宅介護では、生活支援サービスの選び方だけでなく、
実際に家に戻ってから見えてくる負担や工夫も多くあります。

退院直後の暮らしの変化や、排泄ケア・生活リズムの調整については、
退院直後の在宅介護で見えてきた暮らしの工夫|母の笑顔と排泄ケアのリアル
で、我が家の体験を詳しくまとめています。

まとめ

在宅介護は長期戦です。毎日全力でなく、介護者自身の体調や生活を守る工夫を取り入れることが大切です。
外部サービスの活用や家族との分担、日常の小さな工夫を積み重ねることで、負担を軽減しながら介護を続けることができます。
介護者が元気でいることが、母との日常の安心にもつながります。

よくある質問(介護日記:母のデイサービス再利用について)

Q1. 母が「外に出たくない」と言う時、どのように対応しましたか?

外に出たくない時期は、これまでにも何度かありました。無理に誘っても逆効果になることが多かったため、まずは家の中でできる簡単な動作(立つ・座る・少し歩くなど)から始めました。気分が乗らない日は無理をさせず、母のペースを尊重することで、少しずつ「歩いてみようかな」という気持ちが戻ってきました。

Q2. 以前、デイサービスをすぐ辞めたのに 再び利用を考えられた理由は?

実は以前利用した時は、たった3日で「もう行きたくない」と言ってしまい、すぐにやめました。
今回はケアマネージャーさんが、母に合いそうなデイサービスを丁寧に提案してくださり、「短時間のリハビリ型なら負担が少ないかも」と私自身も前向きに考えることができました。母が「行ってみようかな」と言った瞬間が、とても大きな一歩でした。

Q3. リハビリ特化型デイサービスを選んだ理由は何ですか?

ケアマネージャーさんからの提案で、1回3時間・送り迎え付きという点が決め手でした。長時間が難しい母にとっては、短時間で効率的なリハビリが受けられることが魅力でした。「まずは負担の少ない形で始めたい」という気持ちに寄り添ってくれるサービスでした。

Q4. 見学のときに確認したポイントを教えてください。

母が一番不安を感じないよう、以下の点を確認しました。

  • スタッフさんの雰囲気や声かけ
  • リハビリ内容と専門スタッフの有無
  • 室内の広さや清潔さ
  • 利用者さん同士の様子
  • 送り迎えの動線と安全性

母が「ここなら大丈夫かも」と感じられるかどうかを一番大切にしました。

Q5. 介護で悩んだ時、どのように気持ちを整えていますか?

私は、一人で抱え込まないようケアマネージャーさんに相談することを習慣にしています。また、こうして介護日記を書くことで私自身の気持ちの整理にもなり、悩みが少しずつ軽くなります。同じ状況にある方の体験を読むことも、とても励みになります。



在宅介護で母が利用するデイサービスの様子を表したイラスト

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90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

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