母が肺炎で入院しました|体調急変・救急搬送・在宅介護の不安と決断の記録

「肺炎による入院をイメージした医療・入院の写真|母の介護体験の記録」

母の体調が急に変化した朝。救急搬送・検査・入院…。
在宅介護では、こうした予測できない出来事と向き合わなければならない瞬間があります。

入院させるしかなかった。
その判断に揺れた気持ちや、不安と安堵が入り混じる感情を、当時の記録として残しておきたいと思います。

目次

母の体調急変 ― 救急搬送を決断した朝

今朝、母の様子に異変がありました。

・発熱
・血中酸素濃度の低下
・血圧の急上昇

普段と違う呼吸の浅さを見て、「いつもと違う」と直感しました。
私ひとりでは判断できず、迷った末に救急車を呼び、かかりつけの総合病院へ向かいました。

検査の結果は 軽い肺炎

そのまま入院が決まり、病室へ見送ったあと、私は一度自宅へ戻りました。
ほっとした安心と、胸の奥に残る心細さ。
在宅介護では、こうした「正しかったのか迷いながらの判断」が何度も訪れます。

入院という選択 ― 介護者としての葛藤

痴呆(認知症)の進行を考えると、入院はできるだけ避けたいのが本音です。
環境が変わることで不安や混乱が強くなるからです。

それでも、今回は命と体を守ることを最優先にしよう。
そう思って、入院という選択をしました。
「私では守りきれない状況がある」
それを認めることは、弱さではなく 介護を続けるための決断 なのだと、改めて感じました。

母のこれまでの病歴を振り返って

母は60歳の頃、狭心症で倒れました。

その後も

・70代で乳がん
・糖尿病の治療
・何度かの入院と手術

60歳までは、病気一つしなかった丈夫な体でした。
人は年を重ねるにつれ、少しずつ身体の変化と向き合っていくのだと感じます。

母の姿を見ながら、私自身も健康は「当たり前」ではないと、強く意識するようになりました。
介護を続けるためにも、自分の体と心を守ることを忘れないでいたいと思います。

退院を待つあいだ ― 家を整えながらできること

母が入院しているあいだ、私は家で過ごしながら

・春物への入れ替え
・部屋の模様替え
・退院後の生活動線の見直し

少しずつ整えることにしました。
「早く元気になって帰ってきてほしい」

その願いを込めながら、片付ける手を動かす時間は、私自身の気持ちを落ち着けてくれるひとときでもあります。
入院は不安もありますが、同時に 治療が進んでいる安心 でもあります。
今はただ、良くなることを信じて静かに待とうと思います。

入院という判断のあと、再び在宅介護が始まりました。
退院直後の生活は、安心と戸惑いが入り混じる時間でもありました。
そのときの暮らしのリアルな記録は、
 ▶ 退院直後の在宅介護で見えてきた暮らしの工夫|母の笑顔と排泄ケアのリアル
に残しています。

退院を信じて ― 小さな日常へ戻るその日まで

在宅介護の毎日は、順調に進む日ばかりではありません。
迷い、揺れ、立ち止まりながら、少しずつ歩いていく時間の連続です。
今回の入院も、きっとその過程のひとつ。

また一緒に自宅で過ごせる日常に戻れることを願いながら、
母の回復を見守り続けたいと思います。
「早く良くなって、また家に帰ろうね」
心からそう願っています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 体調が急変したとき、救急車を呼ぶ判断はどう考えればよいですか?

A. いつもと明らかに違う様子(発熱・呼吸の変化・血中酸素低下など)があれば、迷わず受診や救急要請をしてください。高齢者は急変しやすいので、介護者ひとりの判断に抱え込まないことが大切だと医師に言われました。

Q2. 入院は認知症への影響が心配ですが、それでも選んでよかったですか?

A. 環境変化の不安はありますが、今回は「命と体の回復を優先する選択」でした。治療や安全が確保されることで、結果的に安心につながりました。

Q3. 介護者として不安や迷いを感じたとき、どう気持ちを整えていますか?

A. 完璧に判断できない時があって当たり前、と自分に言い聞かせています。ケアマネージャーや家族に相談することで心が軽くなると感じています。



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90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

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