在宅介護で直面した「オムツかぶれ」という現実
おはようございます。
ここ最近は仕事が立て込んでいて、なかなかブログの更新ができませんでした。
母の大腸がん手術後の経過はいたって良好です。
食欲も戻り、笑顔も増えて、ひとまずほっとしています。
今日は、在宅介護をしていて多くの方が悩む
「オムツかぶれの問題」について、我が家の体験を書いてみようと思います。
この記事は、
▶ 退院直後の在宅介護で見えてきた暮らしの工夫|母の笑顔と排泄ケアのリアル
から続く、在宅介護の中で起きた「その後の記録」です。
退院して自宅での生活が始まり、少しずつ日常が戻る中で、
術後ならではの新しい課題として「おむつかぶれ」に直面しました。
術後に一気に悪化した、母のおしりの状態
大腸がんの術後、先生から「腸が短くなるので、排便の回数が増えるかもしれません」と説明を受けていました。
約2週間の入院生活を経て退院した母のおしりは、
想像以上に真っ赤にかぶれてしまっていました。
薬を塗ってもなかなか改善せず、見るからに痛そうで、こちらの胸も痛くなります。
「これは本気で対策しないと」と思い、色々調べ、試し、失敗しながらたどり着いた我が家なりの“成功例があります。
我が家で効果があったのは「洗って、乾かす」
結論から言うと、
一番効果があったのは
・便のたびにしっかり洗う
・水分を残さず乾かす
・パウダーで保護する
この3つでした。
問題は「どうやって洗うか」。
市販グッズでは足りなかった“洗浄力”
ウォシュレット付きのポータブルトイレも使いましたが、腰や太ももの付け根まで十分に洗えません。
おしり洗い用のシャワーボトルも試しましたが、
水量が足りず、後ろに回ってしまった便が落ちない。
濡れタオルで拭くと、かぶれている部分が痛くて母がつらそう。
「さて、どうしたものか…」
ペットボトルが救世主になった
家の中を見回していて目に留まったのが2Lのミネラルウォーターのペットボトル。
蓋に5つほど穴を開け、お湯を入れて即席シャワーを作りました。
ポータブルトイレの少し前に母を座らせ、腰の下あたりからおしりに向かってペットボトルを逆さにしてお湯を流します。手を隙間から入れて、やさしく洗うと驚くほどきれいになります。
ペットボトルは2〜3回使えます。
蓋だけ取っておいて再利用(笑)
重たいですが、そこは気合です。
シッカロールは「量」と「種類」が大事
洗い終わったら、タオルで押さえるように水分を取ります。
その後、手すりにつかまってもらいパタパタとシッカロールをつける。
我が家で一番良かったのは和光堂 シッカロールキュア(薬用)。
つけすぎないことがポイントです。
紙パンツを履かせて完了。
数日で変化が見えはじめた
かぶれている間は、おしっこだけでもヒリヒリします。そんなときは、ゆるく絞った柔らかいタオルで押さえ拭き。
この方法を続けると、4〜5日で赤みが引き1週間ほどでサラサラに。」
母も「はぁ、さっぱりしたわ」と笑顔を見せてくれるようになりました。
「ありがとうね」の一言が支えになる
母はよく「こんなことまでしてもらってごめんね」と言います。
でも、私にとっては母が思うほど辛いことではありません。
「みんな同じだよ、大丈夫」
そう伝えると、母はニコニコ笑います。
その笑顔が、何よりの励みです。
オムツかぶれ対策で一番大切なこと
我が家で感じた一番のポイントは
「とにかく、きれいに洗うこと」。
おしり拭きで擦るのは、かぶれているときには逆効果でした。
起きられなく、寝たままのときは、防水シーツ+バスタオルを敷いて洗っていました。
冬場は洗濯が大変なので、コインランドリーの乾燥機を使うつもりです。
オムツかぶれのケアに向き合う中で、 退院してすぐの在宅介護が、どれほど体力的にも精神的にも大切な時期だったかを 改めて感じるようになりました。
退院直後は「元気そうに見える」反面、 生活リズムや体調、排泄ケアなど、細かな調整が必要な場面が続きます。
在宅介護だからこそ学べること
オムツかぶれは本当に痛そうで、見ていてつらいです。
この方法がすべての方に合うとは限りませんが、一つの参考になれば嬉しいです。
在宅介護の日々は大変なことも多いですが、
こうした経験の積み重ねが「介護の知恵」になっていくのだと感じています。

