デイサービスを増やしたい!91歳の母が見せた前向きな変化に驚いた一日

デイサービスで笑顔で過ごす91歳の母の様子
目次

母からの「お願い」──まさかの内容にびっくり

今週、母が突然「ちょっとお願いがあるの」と話しかけてきました。
何だろうと思いながら聞いてみると──

母:「デイサービス、もっと行きたいの」

あまりに予想外の言葉に、思わず聞き返してしまいました。

私:「え?火曜日と木曜日以外も行きたいの?」
母:「うん。楽しいし、家で寝てるだけじゃつまらないの」
母:「車に乗ったり、みんなで体操するのが身体にもいいしね」

以前は「行きたくない」と言っていた時期もあった母。
その母が、自分の意志で「もっと行きたい」と言い出すなんて、心の底から驚きました。

人と関わること、外に出ること。
やっぱり高齢者の意欲には大きな力になるんだと実感しました。

ケアマネさんに相談へ|何回なら無理なく行ける?

母の気持ちを大切にしたくて、

「じゃあケアマネージャーさんに増やせるか相談してみるね。来週まで待っててね」

と伝えると、母はニコッとして嬉しそう。

母:「一日くらい増えるだけ?」
私:「急に4回5回は難しいかも。疲れちゃうよ」
母:「大丈夫、疲れないよ。送り迎えもしてくれるし、みんな優しいから」

週2回から週3回へ。
母にとっては小さな変化かもしれませんが、日々の生活に張りが生まれそうです。

在宅で感じる小さな回復|10センチの一歩が大きな違い

最近、母の「ぼんやり」が少しずつ良くなってきました。

もちろん自立にはまだ遠いけれど、
手すりにつかまりながらゆっくりと足を10センチ動かせるようになったんです。

この「10センチ」が本当に大きい。

  • トイレに座るときの方向転換
  • 車の乗り降り
  • ベッドの移動

ほんの少し動けるだけで、生活動作の負担がぐっと軽くなります。
母自身も動ける実感があるようで、表情が明るくなってきました。

母の言葉にハッとした一言

母:寝てばっかりじゃボケちゃうから、やっぱりお出かけしないとね

この言葉に胸がきゅっとなりました。
91歳になっても、前向きに生きようとする気持ち。
娘として、その意欲を大切にしてあげたいと思います。

車椅子でも安心して利用できる美容院へ

お誕生日を前に、気分転換の時間を

もうすぐ母の91歳の誕生日。
その前に「髪もきれいにしておきたいね」と話して、いつもの美容院へ連れていくことにしました。

新百合ヶ丘のTAYA美容室は、車椅子でも快適に施術してくれるので本当に助かっています。

  • カット
  • カラー
  • パーマ

フルコースでお願いするのですが、スタッフさんの対応も丁寧で母も安心して任せられます。

母の美容院タイム=私のリフレッシュタイム

美容院での3時間は、私にとっても大切な息抜き時間。
今日はPCを持っていき、ガーデンカフェでお茶を飲みながら静かに作業する予定です。

母と私、それぞれが心地よく過ごせる時間。
その組み合わせが、在宅介護ではとても大切だと感じています。

母の「行きたい」が教えてくれたこと

意欲は生活を変えていく力になる

母の「デイサービスを増やしたい」という言葉は、私にとって嬉しい驚きでした。

  • 人と会う楽しみ
  • 外に出る刺激
  • 身体を動かす心地よさ

これらが、母の気持ちや身体に小さな力をくれるのだと思います。

在宅介護では、どうしても「できることが減る」ことばかりに目がいきがちですが、
今回のように「できるようになった」「行きたいと思えた」という変化は、本当に宝物です。

これからも母のペースで、前を向けるような環境を整えていきたいと思います。

在宅介護は、特別な出来事だけでなく、
日々の中の小さな変化や気づきの積み重ねだと感じています。
うまくいった日も、戸惑った日も、そのときは必死で、後から振り返って気づくこともたくさんありました。

私が在宅介護を始めた頃に感じた不安や迷い、「どう向き合ってきたのか」をまとめた記録は、こちらの記事に書いています。

▶ 初めての在宅介護で気づいたこと|要介護4の母との記録

あわせて読みたい
初めての在宅介護で気づいたこと|要介護4の母と過ごした1年の記録 母を自宅でべったり介護するようになって、初めて迎えた一年。2022年は、まさに試行錯誤の連続でした。 仕事の形を変え、生活リズムを組み替え、「これで合っているのだ...

同じように在宅介護を続けている方の、心が少し軽くなるきっかけになれば嬉しいです。

よくある質問(FAQ)

Q1. デイサービスを増やすタイミングは、どう判断すればいいですか?

A. 本人の表情や会話の増え方、帰宅後の様子がひとつの目安になります。

「疲れているけれど表情が明るい」「楽しかった話をしてくれる」などの変化が見られたら、デイサービスが良い刺激になっているサインです。介護者の負担感が強くなってきたときも、無理をせずケアマネジャーに相談して調整していくことが大切です。

Q2. 高齢の親がデイサービスに慣れるまで、どれくらいかかりますか?

A. 個人差はありますが、数回〜数週間かかることが多いです。

最初は緊張して口数が少なかったり、疲れた様子を見せることもありますが、環境やスタッフに慣れてくると少しずつ表情や行動が変わってきます。焦らず、その人のペースを大切に見守ることが安心につながります。

Q3. デイサービスを増やすことで、逆に疲れてしまわないか心配です

A. その心配はとても自然なものです。

回数を増やす場合は、いきなり大幅に増やすのではなく、様子を見ながら段階的に調整するのがおすすめです。疲れが強い日は無理をせず、休む日を作るなど柔軟に対応しましょう。ケアマネジャーとこまめに情報共有することも大切です。

Q4. デイサービスを増やす相談は、誰にすればいいですか?

A. まずは担当のケアマネジャーに相談しましょう。

本人の状態や介護者の負担を踏まえたうえで、ケアプランの見直しや最適な回数の提案をしてくれます。「少し増やしてみたい」「不安がある」といった気持ちも、そのまま伝えて大丈夫です。

Q5. デイサービスを増やすことに罪悪感を感じてしまいます

A. その気持ちを抱く介護者はとても多いです。

でも、デイサービスは“預ける場所”ではなく、本人が社会とつながり、刺激を受けられる大切な居場所でもあります。そして、介護者が心と体を保つことは、在宅介護を続けるために欠かせません。頼ることは手抜きではなく、必要な選択です。

デイサービスで笑顔で過ごす91歳の母の様子

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

目次