介護リフト「つるべー」で変わった在宅介護|退院後1か月の母の様子と日々の工夫

介護リフト「つるべー」を使って車椅子に移乗する高齢の母の様子
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退院して一か月、母の今の様子

9月26日に退院してから、あっという間に一か月が経ちました。
母は元気にしています。

一日の大半はベッドで過ごし、ウトウトしている時間が多いですが、食事はきちんと取れています。ただ、少し体重は落ちました。

食事は毎日三食作っていますが、最近はお肉やお魚をかなり細かくしないと飲み込みにくくなってきました。
幸い、今は低たんぱく・低カリウム・低リンに配慮された調味料や、レトルトのスープ、ビーフシチュー、カレーなどがあり、とても助かっています。

制限のある食事だからこそ、頼れるものは頼る

母の食事は低たんぱく・低カリウム・低リン、塩分は1日3g、糖分は1日5g以内。

この条件では、私が手作りでビーフシチューやカレーを作るのは正直難しいです。
だからこそ、きちんと計算された介護食やレトルト食品の存在はありがたく、無理をせず続けるための大切な選択だと感じています。

看護師さんやお医者様、ヘルパーさんが誰かしら毎日来てくださり、訪問入浴も週2回。「さっぱりするわ」と母も喜んでいます。

日々のルーティーンが、生活の土台

一日の流れは、ほぼ決まっています。

体温・血糖値・血中酸素濃度を測定し、導尿カテーテルの尿量を記録。

朝食と薬、昼食と薬、軽いおやつ、夕食と薬。
この合間に訪問ケアが入るので、気づけば一日があっという間に過ぎていきます。

ルーティーンがあることで、生活が崩れずに回っています。

画期的だった介護リフト「つるべー」

在宅介護で一番大変なのが「移動」です。
どうにかならないかと調べていたときに見つけたのが、介護リフト 「つるべー」 でした。

正直、最初は半信半疑でしたが、使ってみて驚きました。
とても使いやすいのです。介護保険でレンタルできました。

母の下にネットを敷き、四隅を引っかけて持ち上げ、くるりと回して車椅子へ。
操作はシンプルで、リモコンも分かりやすく、私一人のときでも楽に移動できます。

「つるべー」が来てから、シーツ交換も楽になり、何よりリビングで一緒にお茶を飲めるようになりました。

株式会社モリトーさん、本当にありがとうございます。

ベッドだけの生活から、気分転換へ

一日のほとんどは寝て過ごしていますが、「つるべー」のおかげでベッドから車椅子へ移動できるようになり、母の気分も少し変わったように感じます。

リビングに出て、家の空気を感じる。
それだけでも、在宅介護では大きな意味があります。

久しぶりの外出と、介護の現実

今日は久しぶりに家族に母を見てもらい、短時間の外出ができました。
用事を済ませ、買い物をし、息子のお店で食事。「美味しかった♡」

私は在宅でできる仕事なので、比較的自分のペースで介護ができています。
それでも、専門職の方々のサポートがあって初めて一日が回ります。
お勤めをしながら介護をしている方は、本当に大変だと思います。

これからの介護業界への不安

2025年に向けて高齢者はさらに増えます。
そんな中、訪問介護の報酬が引き下げられ、人材不足は深刻です。

有効求人倍率が15倍とも言われる訪問ヘルパー。
私の知っている優秀な介護職の友人たちも高齢になり、もうすぐ退職すると言っています。
この先、自分たちの介護はどうなるのか。
不安は尽きません。

一番大変なのは、夜中のトイレ対応

一日の介護で一番大変なのは、やはり夜中です。ぐっすり寝ているところで起きて対応するのは、正直きつい。
すぐにきれいにしてあげたいと思い、寝ぼけたまま動くので、つまずきそうになることもあります(笑)。

すべて終わった頃には目が冴えてしまい、明け方にコーヒーを飲んで起きてしまうことも。
翌日は眠くてたまりませんが、昼寝をしながら調整しています。

介護食と介護グッズは、暮らしを支える道具

最近はネットでの買い物が多いですが、先日100均で「飲みやすいコップ」と「寝たまま飲める吸い飲み」を購入しました。
これが想像以上に使いやすく、シンプルなのに本当に優秀。
介護グッズは高価なものばかりではなく、身近なところにも頼れる道具があると実感しました。

減塩食材の商品紹介ページも作ったので、介護グッズ・便利アイテムのカテゴリも増やしていく予定です。


介護リフト「つるべー」を使って車椅子に移乗する高齢の母の様子

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90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

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