在宅介護の負担を軽くする100均活用術!ダイソーで揃う便利グッズと心の整え方
在宅介護は、体力だけでなく、気力や家計とのバランスも常に問われます。
「必要なものは分かっているけれど、全部そろえたらいくらになるのだろう」
そんな不安を感じながら、ドラッグストアや介護用品専門店の棚の前で立ち止まった経験がある方も多いのではないでしょうか。
自宅で家族を介護していると、便利になるグッズは確かに助けになります。
けれど、介護用品は一つひとつの単価が高く、まとめて買うと負担になることも少なくありません。
「全部そろえなければいけないのではないか」
そう思うほど、気持ちが追い込まれてしまうこともあります。
そんな中で、私が「少し救われた」と感じた場所が、身近な100円ショップ、特にダイソーの介護用品コーナーでした。
動画はこちら
この動画では、ダイソーの介護用品売り場を実際に歩きながら、まずは試してみる」「身近なもので支える」という視点で、在宅介護に役立つ100均アイテムの雰囲気をお伝えしています。
専門的な福祉用具が必要な場面もありますが、
日常の負担を少し軽くしてくれるものは、100均でも十分役立つことがあります。
100均介護グッズの最大の魅力は「お試しのしやすさ」
100均の介護グッズで、まず感じた一番の魅力は「失敗してもいい価格で試せる」ことでした。
在宅介護 グッズは、実際に使ってみないと分からないことが本当に多くあります。
本人に合うかどうか、使う側の負担が減るかどうかは、頭で考えるだけでは判断できません。
例えば、
おむつ用消臭袋・おしり拭き
毎日使う消耗品は、量も頻度も多くなります。 「とりあえず1袋使ってみる」という選択ができる100均の存在は、とても心強いものでした。
厚手のウェットシート・身体拭き代わりのアイテム
介護専用品でなくても、十分に役立つ場面は意外と多くあります。 まずはさまざまな用途の介護用品を100均で試し、必要を感じたら別の選択肢を考える。 その段階を踏めるだけで、気持ちに余裕が生まれます。
シリコンスプーンなどの食事補助アイテム
握りやすさや口当たりは、実際に使ってみないと分かりません。 100均なら「合わなかったらやめよう」と、自然に判断できます。
在宅介護では、「完璧な正解」を最初から用意する必要はありません。
試しながら、その家庭なりの形を探していくこと自体が、大切なプロセスなのだと思います。
リピして買っている吸い飲みのご紹介
👉 100均の介護グッズが想像以上に便利だった|吸い飲みとコップを実際に使った感想
「プロ仕様」と「100均」の賢い使い分け
もちろん、すべてを100均で揃えればいい、という話ではありません。
安全性や身体への影響が大きいものについては、専門家の意見や専門店での購入が欠かせないと感じています。
例えば、
専門店で選んだほうが安心なもの
- 杖や歩行器
- 車椅子
- 身体を支えるための大きな福祉用具
これらは、
安全性・耐久性・本人の身体に合っているかが何より重要です。
ここは迷わず、プロに相談するほうが安心だと思います。
一方で、
100均で十分に役立つもの
- 清拭シートや衛生用品
- おむつ周りの消臭グッズ
- ちょっとした自助具の工夫に使える小物類
このように役割を分けることで、「全部にお金をかけなければならない」という思い込みから、少し解放されました。
プロに任せる部分と、身近なもので補える部分。この線引きができるようになると、介護そのものへの向き合い方も、少し柔らかくなる気がしました。
介護コーナーは「心の準備」をする場所
ダイソーのような、日常的に立ち寄る場所に介護用品が並んでいることには、もう一つ大きな意味があると感じました。
それは、
介護は特別な出来事ではなく、生活の延長にあると、静かに教えてくれることです。
ダイソーの介護用品売り場を眺めながら、「ここに立っている人は、どんな気持ちなんだろう」と、ふと考えたことがあります。
初めて親の介護に向き合い、何が必要なのかも分からないまま、とりあえず“介護用品”と書かれた棚の前に立っている人もいるかもしれませんし、私のような在宅介護ど真ん中の人が便利なものを探しに来ているかもしれません。
もしそのとき、
手に取りやすい価格のグッズが並んでいたら、「全部完璧じゃなくてもいい」「これでひとまず試してみよう」そう思えるきっかけになるのではないでしょうか。
日用品売り場の延長線上に、当たり前の顔で並ぶ介護グッズ。
介護への向き合い方が、ほんの少し柔らかくなる気がしました。
自分の暮らしと、親のこれからを考えた帰り道
その日、私がレジに向かう前にカゴに入れたのは、
- おむつ用消臭袋
- 少し握りやすそうなシリコンスプーン
今すぐ必要なものと、「試してみたい」と思ったもの。
それらを合わせても、数百円で収まることに、少し不思議な気持ちになりました。
帰り道、100円で十分用が足りると思う介護グッズが色々増えていた事に驚き、今度は私と同じ介護をしている友人と来たいと思いました。
まとめ|自分らしい在宅介護のために
在宅介護は、「全部きちんとやろう」と思うほど、苦しくなってしまいます。
けれど、完璧でなくても、生活は続いていきます。
まずは、
- 近所の100円ショップをのぞいてみる。
- 手に取りやすい道具から、少しずつ試してみる。
それは決して手抜きではなく、介護を続けるための、大切な工夫だと思います。
今回はダイソーの介護用品でしたが、様々な100均で「介護用品」という文字を見かけたら、用事がなくても、少しだけ立ち寄ってみてください。
きっと、自分や家族の“これから”を考える、ヒントが見つかるはずです。
⬇入浴補助用品の選び方と実体験レビュー — 介護がラクになる道具まとめはこちら

よくある質問(在宅介護と100均・ダイソー活用についてのFAQ|解決策提示型)
Q1. 在宅介護で使うものを100均で揃えるのは、手抜きになりませんか?
A. 手抜きではありません。
在宅介護では、「続けられる形」をつくることが何より大切です。
100均の介護用品は、負担を軽くしながら試せる選択肢のひとつです。
すべてを完璧に揃えるよりも、
- 無理なく続けられる
- 合わなければ変えられる
- 気持ちが追い込まれすぎない
こうした状態を保つことが、結果的に介護の質を守ることにつながります。
Q2. どんな介護用品なら100均で十分役立ちますか?
A. 消耗品や小物類は、100均で十分役立つことが多いです。
例えば、
- おむつ用消臭袋
- おしり拭き・厚手のウェットシート
- 食事用のシリコンスプーン
- 水のみ・コップ
- 清拭や衛生管理に使う小物類
毎日使うものや、使用頻度の高いものほど、「まず試してみる」選択ができる100均は心強い存在です。
Q3. 逆に、100均ではなく専門店で選んだ方がいいものはありますか?
A. はい、安全性や身体への影響が大きいものは専門店がおすすめです。
例えば、
- 杖や歩行器
- 車椅子
- 身体を支える福祉用具
これらは、
- 本人の身体に合っているか
- 安全性・耐久性
- 専門家の確認が必要か
といった点が重要になるため、プロに相談しながら選ぶほうが安心だと思っています。
Q4. 100均と専門店、どう使い分ければいいか分かりません。
A. 「役割を分ける」と考えると整理しやすくなります。
- 身体を支える・安全に直結するもの → 専門店
- 消耗品・補助的な小物 → 100均
このように分けることで、「全部にお金をかけなければならない」という思い込みから少し離れられます。
Q5. 初めて介護用品を探すとき、何から見ればいいですか?
A. まずは身近な100均の介護コーナーを覗いてみても大丈夫です。
何が必要か分からない状態で専門店に行くと、気持ちが追い込まれてしまうこともあります。
100均であれば、
- 今すぐ必要なもの
- これから使うかもしれないもの
を気軽に手に取りながら、
少しずつ自分の家庭に合う形を考えることができるのではないでしょうか。
Q6. ダイソーの介護用品売り場を見るだけでも意味はありますか?
A. はい、とても意味があります。
介護用品が日用品の延長として並んでいることで、
- 介護は特別なことではない
- 生活の中で自由に工夫していい
- 完璧じゃなくてもいい
そう感じられるきっかけになることがあります。
買わなくても、眺めるだけで気持ちが少し楽になることもあります。
Q7. 100均を使うことで、介護者の気持ちは本当に楽になりますか?
A. すべてが楽になるわけではありませんが、余裕が生まれることはあります。
「失敗しても大丈夫」
「とりあえず試してみよう」
そう思える選択肢があるだけで、介護に向き合う気持ちが少し柔らかくなることがあります。
それもまた、介護を続けるための立派な工夫のひとつだと思っています。

