外出できなくても、母の日はやってくる
今年の母の日。
わが家では、少し前から「どうしようか」と母と話していました。
息子たちがレストランを経営しているので、「ランチにでも行こうか?」と話していたのですが、
ランチもディナーもすでに予約で満席。じゃあ外に出ようかとも思いましたが、この日はあいにくの雨。
車椅子での外出は無理がありそうで、結局家で過ごすことにしました。
「お昼は何が食べたい?」と聞くと、母は少し考えてから、「そうめんがいいわ」とひと言。
そこで、天ぷらを揚げて、家でゆっくり、母の日のお昼ごはん。
派手ではないけれど、母の希望どおりのメニューです。
嬉しい差し入れと、家族の味

その日の午後、次男のお嫁ちゃんが、美味しいパンをたくさん焼いて持ってきてくれました。
箱を開けた瞬間、思わず声が出るほどの香り。
どれも本当に美味しくて、
「これはもう職人レベルだね」と、母も感心しきり。
次男のお嫁ちゃんのケーキとパンは、いつも「すごいなぁ」と思う完成度。
私は到底作れません(笑)
ありがたい気持ちでいっぱいです。
母の日の夜は、まさかのリクエスト
夕方になり、「夜は何が食べたい? お寿司でもとろうか?」と聞くと、母が少し照れたように言いました。
「母さんね、食べたいものがあるの」
「なに?」と聞くと、「ほら…あのおじさんが宣伝してる、鶏のやつ」
……頭の中が「?」でいっぱいになります。
「どんなおじさん?」
「〇〇駅にもいるじゃない、アメリカの」
「からあげ? ローストチキン?」
「からあげよ、バケツの」
そこでようやくピンときました。
「ケンタッキーフライドチキン?」
「そうそう、それ!」
母の日に、ケンタッキー(笑)
でも、食べたいものが一番です。
ということで、Uberで注文。
今年の母の日は、カーネルおじさんの夕食になりました。
息子に話したら、案の定大笑い。
こういう予想外も、わが家らしさです。
孫たちと、あっという間の一日
この日は息子たちも休みで、家に集合。
お姉ちゃんになった孫も来て、遊んだり、テレビを見たり。
気づけば、もう夕方。
一日が本当にあっという間に過ぎていきました。
初めて出会った、忘れられない味

母の日のプレゼントに、デコポンとさくらんぼを、
今は亡き母の親しかった友人のお嬢さんからいただきました。
このデコポンが、人生で初めての味と言っていいほど美味しくて。
「なにこれ……」と、みんなで驚きながら、あっという間に完食(笑)
後で調べてみたら、「木熟301」という、301日もの間、樹上で熟成させた特別なデコポン。
そりゃあ美味しいわけです。
お値段を見て、さらにびっくり。
滅多に口にできない品物です(笑)
母の日に感謝です。
私からの母の日プレゼント

私から母へのプレゼントは、お揃いのキラキラメガネ。
顔はだんだん黄昏れちゃうから、メガネは派手なほうがいいでしょ?」と(笑)
母はピンク、私はダークブラウン。
かけてみると、顔がぱっと明るくなって、母もまんざらではない様子です。
今年も迎えられた母の日
外出はできなかったけれど、食べたいものを食べて、家族と笑って、母が「楽しかった」と言ってくれた一日。
今年も、無事に母の日を迎えられたことに、心からほっとしています。
次のイベントは、敬老の日かな。
その日も、また一緒に迎えられますように。

