手術前の不安と準備、入院前日に思うこと。母との食事や気づきの日々

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検査結果と安心の瞬間

本日、20日の検査結果を聞きに病院へ行ってきました。

結果は「良性」。ほっと胸をなでおろし、今ある悪性の腫瘍を一箇所切除すれば状況は落ち着くとのことでした。

病院の1階にあるセブンイレブンで、帰りのタクシーを待ちながら、安心のあまりヨーグルトドリンクを飲む母の姿を思わずパシャリ(笑)。こういう小さな日常のひとコマに、改めて幸せを感じます。

入院と手術のスケジュール

糖尿病を抱えているため、明日から入院です。

手術は25日、腹腔鏡で行われます。予定通りなら、早ければ10月2日には退院できる見込みです。

入院前は準備することが意外に多く、持ち物の確認や服薬スケジュールの整理、手術後の過ごし方など、細かいことを一つずつチェックしています。また、母と過ごす最後の自宅での時間も大切にしたいと思い、食事や日常の会話にいつも以上に気を配っています。少し緊張しますが、安心して手術に臨めるよう心の準備も整えています。

手術前検査で知った注意点


手術前の検査を通じて、知らなかったことも多く学びました。事前に知っておくことで安心して入院・手術に臨めるポイントも多いです。

MRI検査の注意

MRI検査では、磁石を使用するため、体内に金属のインプラントがあると検査を受けられない場合があ流そうです。心臓ペースメーカーや人工関節、金属プレートなども注意対象です。また、入れ墨やアートメークは、金属成分が微量でも熱を持ちやすく、やけどのリスクがあるらしく、検査前には必ず医師や技師に体内の金属情報を正確に伝えることが、安全に検査を受けるために非常に重要だと学びました。

全身麻酔の注意

全身麻酔をかける際、口から挿入するチューブで、グラグラの歯や差し歯があると、抜けてしまったり飲み込んでしまうこともあります。尖った歯や不安定な歯は、チューブや唇を傷つける危険もあります。髪にエクステをしている人は外さなければならず、ネイルも制限されます。普段は何気なく過ごしていることも、手術前には大きな注意点になるのだと実感しました。

母との最後の入院前の食事

入院前の最後の食事をどうするか、母に聞くと「豚肉の竜田揚げが食べたい」とのこと。

張り切って揚げた瞬間、手が滑ってお皿が割れるハプニング発生。陶器の破片が散らばっているため、すべて破棄しました。母は「危ないから全部捨てなさい」と笑って言ってくれました。

気を取り直して、今日はキンメダイの粕漬けやお芋の天ぷら、高菜、煮豆などを並べて夕食にしました。入院中はしばらく普通の食事ができなくなるので、母と過ごすこの食卓の時間は、貴重でありがたいものだと改めて感じます。

入院前に感じたこと

明日からいよいよ入院です。手術や検査を控え、少し緊張もありますが、同時に心が落ち着く瞬間も感じています。日常の小さな出来事や母とのやり取りの一つひとつが、私にとってかけがえのない時間だと改めて実感します。入院前にこうして日常を振り返ることで、心の準備も整っていく気がします。

手術前に気づいたことは、健康や体調だけでなく、家族との時間の大切さにもつながります。母との食事や笑い、ほんの些細な会話も、心の支えになっていることを感じました。入院中はしばらく普通の生活や食事が制限されますが、こうした日々の積み重ねが、退院後の回復や心の安定につながるのだと思います。

また、入院や手術は不安なことも多いですが、それ以上に自分の体と向き合い、家族や周囲のサポートを感じる機会でもあります。読んでくださる皆さんにも、日常の小さな時間を大切にし、家族との関係や健康に目を向けるきっかけになれば嬉しいです。手術前の準備や注意点を知ることで、不安を少しでも和らげ、安心して日々を過ごしてほしいと思います。

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