在宅介護の日常に生まれた小さな楽しみ|母と折り紙の宝箱を作った週末

母がデイサービスで作った折り紙の箱
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在宅介護の週末は、折り紙一色になりました

先週末は、母がデイサービスから借りてきた
折り紙で作る八角形の箱づくりと、
地域コミュニティーサイト制作の仕上げに、どっぷり浸かっていました。

介護の日々は慌ただしく過ぎていきますが、こうして「何かに集中する時間」があると、不思議と心が整います。

折り紙の宝箱、完成です

母が「これ作ってほしいの」と持ち帰ってきた八角形の箱。
YouTubeを見ながら、久しぶりに折り紙と向き合いました。
完成した箱を母に見せると、満足そうな顔。

私:「できたよ。で、これ何入れるの?」

母:「何でもいいじゃない。あなた使えば?」

……完全に想定外(笑)。

私(心の声):Oh!そう来たか。

「じゃあイヤリングでも入れようか?」と聞くと、
「いいわね、かわいいし便利じゃない」とニコニコ。

こうして、まさかの
私のアクセサリーボックスになることが決定しました。(笑)

「何に使うか」より「一緒に作る時間」

正直なところ、ひなあられでも入れるのかな?なんて思っていたのですが(笑)

作った箱に、アクセサリーや風邪薬を入れてみると、これが意外と便利。
母が満足そうなら、それでいい。

使い道なんて、後から決まればいいんですよね。
介護の中で大切なのは、「役に立つかどうか」よりも「一緒に笑えたかどうか」なのかもしれません。

折り紙16枚でひとつの宝箱

この八角形の箱、ひとつ作るのに折り紙を16枚使います。

初は説明を見ながらでしたが、
何個も作っているうちに、気づけば見なくても折れるように(笑)

  • 百均の折り紙
  • Amazonで購入した、裏にも色がある少し厚めの折り紙

両方試しましたが、組み立てやすかったのはAmazonの折り紙でした。
こういう細かい違いも、実際にやってみないと分かりません。

「おばあちゃんが作るんじゃないの?」

息子は、母が折ると思っていたらしく、私が作っている姿を見てひと言。

「え? おばあちゃんが作るんじゃないの?」思わず笑ってしまいました。
でも作っているうちに楽しくなって、母を驚かせようと、つい量産

結果、
自分のアクセサリーボックスになるとは思ってもいませんでしたが(笑)

在宅介護のなかでは、特別なことをしなくても、ふとしたきっかけで「一緒に何かをする時間」が生まれることがあります。

折り紙の箱作りも、そんな何気ないやりとりから始まりました。
母のひと言をきっかけに作った一つの箱が、気づけば週末の楽しみになり、

介護の合間の、少し心がほどける時間へとつながっていきました。
その記録を、続けてこちらに残しています。

「何かをしてあげる」「してもらう」ではなく、ただ一緒に過ごした時間の記録です。

週末のお楽しみは「お家で一蘭」

テレビでラーメン番組を見ながら「食べたいね〜」と話していたら、
息子が 一蘭のラーメン を買ってきてくれました。

お昼は、家で一蘭。
これがもう、びっくりするほど美味しい。

細麺のコシもよく、お店とほとんど変わりません。
介護の日常の中に、こうしたちょっとした非日常があるだけで、気分はずいぶん変わります。

在宅介護の中にある「何でもない幸せ」

介護をしていると、こうした 何気ない「楽しい時間」 が、思っている以上に心を支えてくれることがあります。

母と折り紙の箱を作りながら笑ったり、「何を入れようか」と話したりする時間は、介護そのものではないけれど、確かに介護の日常の一部でした。

私が母の在宅介護を始めた頃は、何が正解かわからず、戸惑いの連続でした。
在宅介護を始めた最初の一年に、私自身が感じたこと・迷ったこと・少しずつ気づいてきたことを
まとめて書いた記事があります。

初めての在宅介護で気づいたこと|要介護4の母との記録

介護は、特別な出来事だけで成り立っているわけではありません。

こうした小さな日常の積み重ねが、

振り返ったときに「続けてきた時間」になるのだと思っています。

折り紙を折って、
母と話して、
ラーメンを食べて。

特別なことは何もしていないけれど、振り返ると、とても穏やかな週末でした。在宅介護は大変なことも多いけれど、こうした「何でもない時間」を一緒に楽しめる余白を、大切にしていきたいと思っています。
そう思わせてくれた、折り紙一色の週末でした。

母がデイサービスで作った折り紙の箱

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90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

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