デイサービスにサングラスで一日過ごした母|自宅介護の日常に起きた、ちょっと可笑しくて温かい出来事

サングラスをかけてデイサービスへ行った母を描いたイラスト
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火曜日はデイサービスの日

今日は火曜日、デイサービスの日です。
母は強い乱視があり、眼鏡がないとテレビも人の顔も三重に見えてしまいます。

そのため、眼鏡は生活に欠かせない必需品です。
ところが今朝、出発前の支度中に、どうしても母が外して置いた眼鏡が見つかりませんでした。
家中を探しても見当たらず、時間だけが過ぎていきます。

見つからない眼鏡と、サングラスという選択

母が今使っている眼鏡は2本だけ。

・度が弱くなった古い眼鏡
・度入りレンズを入れ替えた派手なサングラス

「私が探してあとで届けるから、それまでサングラスでいく?」
そう聞くと、母はあっさり「それでいい」と言います。
サングラスは部屋の中では色が濃くならないタイプ。
2〜3時間くらいなら問題ないだろうと、そのまま送り出しました。

眼鏡は見つかった。でも…

母の部屋を掃除していると、ティッシュの箱の上に、眼鏡を発見。
「なんでここに…」と苦笑しつつ、

仕事へ行く息子がデイサービスへ届けてくれることになり、ひと安心。
これで午後からは眼鏡に替えているだろう、
そう思っていました。

夕方、帰ってきた母の姿にびっくり

夕方、母が帰宅。
……あら?

まだサングラスをかけているではありませんか。
「眼鏡、届けてもらったでしょ?」と聞くと、母はにっこりしてこう言いました。

「みんなが似合うって言うから、これかけてたの」
どうやら一日中、サングラスで過ごしてきたようです。

かなりインパクト強めのサングラスなので、きっと皆さん驚いたはず(笑)
でも、どこか誇らしげな母の顔を見て、思わずこちらも笑ってしまいました。

デイサービスがくれた「母らしさ」

デイサービスに通うようになってから、母は少しずつ変わりました。

・着る服を自分で選ぶ
・アクセサリーをつける
・バッグに必要な物を詰める

そんな当たり前のことを、楽しそうにやるようになったのです。
今日はトランプをしたそうで、帰宅後にいろいろ話してくれました。
人と関わることは、本当に大切ですね。
デイサービスに通う前と比べると、「ぼんやり」した感じもずいぶん軽くなりました。

介護の日々は、まるで漫画のよう

こうして振り返ると、毎日いろいろな出来事が起きます。

自分で書いたブログを読み返すと、「これ、漫画みたいだな」と思うことも(笑)
でも、この日常の積み重ねこそが、今の暮らしそのものなのだと思います。

季節の便りと、家族の時間

一昨日、旧友が丹精込めて作った自家製の八朔とデコポンを送ってくれました。
季節の便りって、嬉しいですね。

皮も捨てられず、八朔は皮をむいてザラメで煮て、ゼリーやジュースの素に。
皮はピールにします。

毎年、掘りたてのたけのこや、自分で育てたカサブランカを送ってくれる友人。
感謝の気持ちでいっぱいです。

今日は孫たちとお嫁ちゃんがご飯を食べに来る日。
メニューはエビドリア。
にぎやかな時間が、また始まります。

まとめ|笑える日常が、介護を支えてくれる

介護をしていると、思わず笑ってしまう出来事の中に、
実は自分の気持ちを支えてくれる大切なヒントが隠れていることがあります。
気持ちが少し疲れたときに、私自身が立ち止まるきっかけになった体験はこちらにまとめています。
 在宅介護がつらいと感じたときに|介護中でも「できること」を見つけるための実体験

サングラスで一日過ごした母。
ちょっと可笑しくて、でもどこか嬉しそうで誇らしげな姿でした。

介護の日々には、不安も心配もたくさんあります。
でも、こんなふうに「笑って振り返れる出来事」があるからこそ、続けていけるのだと思います。
今日もまた、母と一緒に、普通で特別な一日を過ごしました。


サングラスをかけてデイサービスへ行った母を描いたイラスト

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90代の母を在宅介護する筆者

いとう よしみ

90代・要介護4の母を自宅で介護しながら、実体験をもとに
「無理をしない在宅介護の工夫」を記録・発信しています。

介護の現場で本当に役立った
介護保険サービスの使い方、在宅介護に便利なグッズ、
生活を少し楽に整える工夫を、体験ベースでわかりやすくまとめています。

同じ立場の家族介護者が、
「自分だけじゃない」と感じ、
少しでも気持ちを軽くできるような情報を大切にしています。

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