終わりが見えない、おむつ選びの試行錯誤
在宅介護をしていると、「これで大丈夫」と思ったことが、またすぐに変わっていきます。
おむつ問題も、そのひとつです。
比較サイトやレビューを見ては、「今度こそ合うかもしれない」と期待し、また試してみる。
そんなことを、今も繰り返しています。
期待を込めて選んだ、女性用の失禁パンツ


いろいろ探した末、Amazonで「これは良さそう」と思える女性用の失禁パンツを見つけました。
- 強力6断層構造
- 高性能アンモニア消臭機能の吸収布
- 防水シート
- 肌触りの良い綿100%の身生地
素材説明を読むだけで、期待が高まります。
母は「ゆったりがいい」というので、
3Lサイズをひとまず2枚購入しました。
このメーカーは、老人介護衣料の専門メーカーとのこと。
それも安心材料でした。
細かい部分まで見てみると、かなり良さそう
実物を手に取って、細かく確認してみました。
安心感のある構造
- 吸収布と防水シートが、足を入れる部分ギリギリまである
- 後ろ側も、ウエストのゴム付近までしっかりカバー
- 寝ている間に尿が後ろへ回っても安心できそう
前から後ろまで、サイド以外は吸収布と防水シートで覆われています。
尿漏れパッドを併用すれば、横漏れさえ防げそうです。
正直、「これは当たりかもしれない」と思いました。
使ってみて分かった、思わぬ問題
綿の素材感も良く、早速母に使ってもらいました。
……結論から言うと、
「いい。でも、問題あり」 でした。
パッドがズレる問題
尿漏れパッドが、どうしてもズレてしまいます。
90歳の母は、トイレのたびにパッドを「ちょうどいい位置」に戻すことが難しい。
結果として、ズレ → 漏れる → 表素材が濡れるという流れになってしまいました。
表が綿素材なので、濡れると冷たく感じてしまうのも難点です。
昼寝や夜には向かないと感じた理由
昼寝や夜間は、後ろ部分が広く、長さのある「おむつ用パッド」が合いそうだと思いました。
しかし、
- 裏面にシールがない
- パンツに固定できない
そのため、トイレでパンツを上げる際に折れたり、丸まったりしてしまいます。
残念ながら、この組み合わせは断念しました。
紙パンツ専用パッドで、ようやく安定
そこで試したのが、リリーフ 紙パンツ専用 快適アロマ 一晩中安心フィット です。
この商品で「これはいい」と感じたのが、前後についている ザラっとしたテープ。
シールではなく、マジックテープのような感触で、定位置にセットすると、ほぼズレません。
縦長でシンプルな形状なのも、扱いやすく感じました。
裏・表・横の構造とパッケージ


現在試している組み合わせ
いろいろ試した結果、今は次の組み合わせで様子を見ています。
昼
- 綿の失禁パンツ + リリーフ 紙パンツ専用 快適アロマ 一晩中安心フィット
- リフレ 大きい人のはくパンツ + リリーフ 紙パンツ専用 快適アロマ 一晩中安心フィット
夜
- リフレ 大きい人のはくパンツ + サルバ 朝まで1枚ぐっすりパッド
- リフレ 大きい人のはくパンツ + アクティ 大人用おむつ
※ 夜中にトイレに行ったあとは、
私がパッドを引っ張ってベストポジションに直すのが必須です。
メーカーさんへの切実なお願い
正直に言うと、
長めで後ろ幅が広く、しかもズレないテープ付きパッドこれをずっと探しています。
メーカーの皆さま、ぜひ作ってください。
濡れたパジャマが、母の心を削る
寝て起きたときに、パジャマのズボンが濡れていると、母は
- 気持ち悪い
- 恥ずかしい
- 落ち込む
そして、私は冬は洗濯物が乾きにくい。
この積み重ねが、介護する側・される側の両方にじわじわ効いてきます。
動けるうちは、パンツ型で過ごしてほしい
まだ動けるうちは、できるだけパンツ型で、少しでも快適に過ごしてもらいたい。
そのために、これからもいろいろ試しながら、
その時の母に合う「ベストな組み合わせ」を探していこうと思います。
まだまだ解決できない、我が家のおむつ問題です。
✳︎このあとも、在宅介護の中でさまざまなおむつを実際に試しながら、
使い心地や失敗も含めて記録しています。
▶ OMUKEN|介護用おむつ研究と体験レビュー

