確定申告の時期がやってまいりました。色々な書類を整理している中、最近おむつ研究をしていて、色々なおむつに「医療控除対象商品」と書かれてあるので、え？おむつは医療費控除の対象なの？と思い調べてみました。
医療費控除の範囲って？
世帯主や同じ生計で暮らしている配偶者、親族が多額の医療費を払った場合、一定の手続きをすることで課税所得が控除され、すでに納めた税金の一部が戻ってくる制度
1. 医師又は歯科医師による診療又は治療で支払った費用。
※健康診断の費用や医師等に対する謝礼金は含まれません。
2. 治療又は療養に必要な医薬品の購入の対価。
※風邪をひいた時などの風邪薬などの購入代金は医療費となります。ビタミン剤などの病気の予防や健康増進のための医薬品の購入代金は医療費となりません
3. 病院、診療所、介護老人保健施設、指定介護老人福祉施設又は助産所行くためにかかった費用。（病気やや怪我などで病院に運ばれる費用）
4. あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師などによる施術の費用。 ※疲れをとったり、体調を整えるといった治療に直接関係のないものは含まれない。
5. 保健師、看護師、准看護師又は特に依頼した人による療養上のお世話の費用
※病人の付添いを頼んだ家政婦さんや療養上のお世話の費用ただし心付けは認められません。また、家族や親類縁者に付添いを頼んだ場合は付添料の名目でお金を支払っても、医療費控除の対象となる医療費になりません。
6. 助産師による分べんの介助費用。
7. 介護保険制度の下で提供された一定の施設・居宅サービスの自己負担額
8. 次のような費用で、医師等による診療、治療、施術又は分べんの介助を受けるために直接必要なもの。
◎医師等による診療等を受けるための通院費、医師等の送迎費。
◎入院の部屋代や食事代の費用、コルセットなどの医療用器具等の購入代やそのレンタル料で通常必要なもの。
※自家用車で通院する場合のガソリン代や駐車場の料金等は含まれない
◎医師等による診療や治療を受けるために直接必要な、義手、義足、松葉杖、義歯などの購入費用。
◎ケガや病気により６か月以上寝たきりで医師の治療を受けている場合に、おむつを使う必要があると認められるときのおむつ代。この場合には、医師が発行した「おむつ使用証明書」が必要。
医療費控除を受けるには、確定申告の際に、1～8に対して支払った医療費の総額から、各種の保険で補填された金額と、10万円か所得金額の5％かのいずれか少ない金額を差し引いた金額（控除額）を申告。
おむつはこの8番にあたる。
すべてのおむつが対象になるの？
医療費控除は「大人用紙おむつ」、「中人用紙おむつ」、「パッド類」が対象になります。大人用紙おむつの購入代金が医療費控除の対象となるには、次の条件を備えている人が使用した場合に限定されます。
1. 税金を納めている者
2. 傷病によりおおむね6ヵ月以上にわたり寝たきり状態にあると認められた者。
3. おむつを使用する者が医師による治療を継続しで行う必要があり、おむつの使用が必要と認められる者。
※医療費控除を受けるには医師が大人用紙おむつの使用が必要であると認めた所定の証明書の発行が必要です。所定の用紙は
※医療費控除の適用に年齢制限はありません。児童の場合にも、病気やケガで寝たきりの状態にあり、医師が紙おむつの使用が必要と認めれば医療費控除の対象になります。※夜尿症は対象になりません。
医療費控除の申請の方法は？
用意するもの
・医師が発行する「おむつ使用証明書」
・紙おむつ購入時の「使用者（購入者じゃないので注意が必要）の氏名が書かれてある領収書」の2つが必要
レシートでも使用者の氏名が明記されていれば『領収書』として使える場合がある。
お近くの税務署で相談にのってくれるようです。
※確定申告の期間内に税務署で行います。この期間までに申告しないと税金の還付は受けられないことがあります。
介護保険の要介護認定を受けている方が紙おむつの医療費控除を申請する場合、2年目以降の確定申告では、医師が発行する「おむつ使用証明書」に代えて、要介護認定に係る「主治医意見書の写し」または主治医意見書の内容を「市町村が確認した書類」を使用することができます。
介護保険適用外のかたは、紙おむつ代金の医療費控除の申請に必要な書類は、
・紙おむつ代金の領収書
・おむつ使用証明書
いろいろ調べて一つ
使用者（購入者じゃないので注意が必要）の氏名が書かれてある領収書に関してはちょっと不都合を感じています。
自分の名義でクレジットカードで購入しているのでどうすればいいんだろう？？？
これは色々な利用しているサービスの領収書も集めないとです。
税務署で相談してみよう。
